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ヤマハ発動機、経費精算システムの操作性を高めるためにデジタルアダプション「テックタッチ」を導入

2024年2月29日(木)IT Leaders編集部

ヤマハ発動機(本社:静岡県磐田市)は、社内で運用している経費精算システムの操作性を高めるため、テックタッチのデジタルアダプションツール「テックタッチ」を採用した。今後、従業員7000人がテックタッチを利用する。導入効果として、問い合わせや差し戻しの削減に加え、正確な経費精算によるガバナンスの強化を目指す。テックタッチが2024年2月28日に発表した。

 ヤマハ発動機は、2019年にSaaS型の経費精算システムを導入し、運用してきた。2023年以降、出張数の増加に合わせて経費精算の件数が増え、システムの利用方法について月に500~600件の問い合わせが発生するようになった。しかも、申請の約7割に対して差し戻しが発生していたという。

 同社では、経費精算システムの操作を覚えてもらうべく、従業員向けのマニュアルを充実させたものの、マニュアルを閲覧してもらえないなどの課題があったという。

 そこで、経費精算システムの使い勝手を高める手段として、エンドユーザーのアプリケーション/サービスの操作を支援して利用定着を図るデジタルアダプションプラットフォーム(DAP)/ツールの導入を検討。機能の豊富さやサポートの手厚さを評価して、国産製品である「テックタッチ」を導入した。

画面1:エンドユーザーの操作をリアルタイムでサポートする(出典:テックタッチ)
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 テックタッチは、Webブラウザにプラグインをインストールして利用する。Webアプリケーション/SaaSの画面に操作ガイドをリアルタイムに表示し、エンドユーザーの操作や業務効率向上を支援する(画面1)。また、IT部門/管理者向けに、エンドユーザーのアプリケーション利用動向を可視化し、活用されていない機能や非効率な操作を発見する分析機能が備わっている(画面2)。

画面2:IT部門/管理者向けのアプリケーション利用動向分析機能(出典:テックタッチ)
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 ヤマハ発動機は今後、従業員7000人がテックタッチを利用する。導入効果として、問い合わせや差し戻しの削減に加え、正確な経費精算によるガバナンスの強化を目指す。

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ヤマハ発動機 / デジタルアダプション / テックタッチ / SaaS / UI/UX / 経費精算

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