法制度対応/CSR 法制度対応/CSR記事一覧へ

[事例ニュース]

トヨタ自動車北海道、会計システムの電子帳簿をBoxに自動保存する仕組みをローコードで構築

2024年3月27日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

トヨタ自動車北海道(本社:北海道苫小牧市)は、請求書などの電子帳簿を、電子帳簿保存法に則ってクラウドストレージの「Box」に自動保存する仕組みを構築した。アステリアのデータ連携ミドルウェア「ASTERIA Warp Core」を用いたローコード開発により、約2カ月で構築している。アステリアが2024年3月27日に発表した。

 トヨタ自動車北海道は、オートマチックトランスミッションなど自動車の駆動ユニットを製造し、国内外の車両工場に供給している。2023年には、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する部署を立ち上げ、業務のデジタル化や人材強化に取り組んでいる。

図1:トヨタ自動車北海道が構築した、請求書を会計システムからBoxに自動で格納する仕組み(出典:アステリア)
拡大画像表示

 同社は、請求書などの電子帳簿を、電子帳簿保存法に則ってクラウドストレージに保存する仕組みをローコードで構築した。アステリアのデータ連携ミドルウェア「ASTERIA Warp Core」を用いて、以前から利用するBoxを電子帳簿の保存先にして、会計システムから請求書などのファイルを自動保存する仕組みを約2カ月で整えた(図1)。

 現在、ExcelやAccessでデータを連携させる業務にもASTERIA Warp Coreの適用を進めており、業務の属人化やファイルの肥大化の解消に取り組んでいる。また、データ入力業務に利用していたRPAが異常動作が頻発するなど安定性を欠くため、これについてもASTERIA Warp Coreで置き換えている。

 「ASTERIA Warp Coreにより、データ連携の内製体制を構築できた。システムの変更や法改正の際にも、迅速に対応できる体制が整った」(トヨタ自動車北海道)。プログラミング知識を持たないメンバーも参加するアプリケーション開発体制の構築を今後の視野に入れているという。

関連キーワード

トヨタ自動車 / ASTERIA Warp / ローコード / Box / クラウドストレージ / 会計 / 請求書 / 電子帳簿保存法 / 自動車 / 販売 / 北海道 / 苫小牧市 / データ連携 / アステリア

関連記事

トピックス

[Sponsored]

トヨタ自動車北海道、会計システムの電子帳簿をBoxに自動保存する仕組みをローコードで構築トヨタ自動車北海道(本社:北海道苫小牧市)は、請求書などの電子帳簿を、電子帳簿保存法に則ってクラウドストレージの「Box」に自動保存する仕組みを構築した。アステリアのデータ連携ミドルウェア「ASTERIA Warp Core」を用いたローコード開発により、約2カ月で構築している。アステリアが2024年3月27日に発表した。

PAGE TOP