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日本HPと日本オラクル、ID管理の導入を最短30日で可能にするパッケージを販売

2010年4月15日(木)IT Leaders編集部

日本ヒューレット・パッカード(日本HP)と日本オラクル(日本オラクル)は、2010年4月14日、通常3カ月程度かかる企業のアイデンティティ管理(以下、ID管理)の導入を、最短30日間で可能にする「ID管理スターターパック30」の販売を4月16日から開始すると発表した。

「ID管理スターターパック30」は、ID管理に必要なシステムのハードウェア、ソフトウェア、導入サービスをパッケージ化したもの。日本HPが持つセキュリティ/ID管理システムの構築ノウハウに基づく「ID管理の要件定義を短期間で実現可能にするテンプレート」と、オラクルの「Oracle Identity Manager」が持つセキュリティやコンプライアンス機能を組み合わせている。小規模なID管理環境であれば最短30日で構築できるほか、ユーザー数や適用範囲を拡大することで、システム構築のトータルコスト削減を支援する。

発表による同パッケージの特徴は以下のとおり。

・ID管理に必要な機能をすべてパッケージ化し短期間で提供可能
シングルサインオンパッケージの「HP IceWall」をはじめとする日本HPの各種ソリューションの導入実績に基づき作成された、ヒアリングシート・要件定義書(パッケージシナリオ)・基本設計書・操作手順書・テスト仕様書の5つのテンプレートを用意し、必要なサーバーやソフトウェアもパッケージ化。

・世界各国の法令や合併などの企業の規模拡大にも対応できる拡張性
米国SOX法をはじめ、世界各国の法規制に対応している実績があり、グローバル企業においてID管理のコアテクノロジーとして導入されているID管理ソリューション「Oracle Identity Manager」を利用。

パッケージの名称と価格は以下のとおり。

  • 「ID管理スターターパック30」:892万5,000円(税込み)
  • 「ID管理スターターパック30 ライト」:819万円(税込み)

「ID管理スターターパック30」には以下の内容が含まれる。

ソフトウェア:

  • 「Oracle Identity Manager」(100 Employee Userライセンス)
  • 「Oracle Identity Manager Connector」、Microsoft Active Directory、Sun Java System Directory、「Oracle Database Applications Table」の中から1つ選択
  • 「Oracle Database Standard Edition」(1 Processorライセンス)

導入サービス:

  • 2種類のデータソース(CSV)からのアカウント情報取り込み
  • アカウント自動配信(プロビジョニング):ソース情報取り込み時に自動でプロビジョニング
  •  アカウント申請配信(プロビジョニング):ワークフローを用いた申請・承認後、プロビジョニング
  • 休眠アカウントなどの棚卸し(アテステーション)
  • ユーザーによるセルフメンテナンス機能
  • パスワード連携機能

ハードウェア:

  • 「HP ProLiantサーバー DL320G6」(ラックマウントタイプ)または「HP ProLiantサーバー ML330G6」(デスクトップタイプ)

「ID管理スターターパック30」
http://www.hp.com/jp/SEC_PR201004

日本ヒューレット・パッカード(日本HP)
http://www.hp.com/jp/

日本オラクル
http://www.oracle.com/lang/jp/index.html

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HPE / Oracle / ID管理 / 協業・提携

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