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日本オラクル、計画管理アプリケーション製品群「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」を提供開始

2010年7月7日(水)IT Leaders編集部

日本オラクルは2010年7月6日、企業の中長期計画から単年度予算、業績予測、事業計画まで連携させることで、内外で起こる変化に迅速に対応可能な統合計画アプリケーション製品群「Oracle Hyperion Enterprise Planning Suite」を提供開始した。

同製品群は、オラクルの経営管理ソリューション「Oracle Enterprise Performance Management System」の一部。同ソリューションは、企業の業績を統合的に管理し、計画の立案や再構築といった経営のサイクルを迅速に推進することで、企業価値向上を支援する。

オラクルは、2007年3月にHyperionを買収している。Oracle Hyperion Enterprise Planning Suiteは、戦略と財務計画、または財務計画と事業計画の統合が可能で、企業における製品や商品の価格、原価、需給などの変化を早期に発見し、その対応策を複数のシナリオで検討することにより、財務的に最適かつ実行可能な計画を策定できる。他のERPベンダーや、独自開発の業務アプリケーションとの情報統合も可能。

同製品群には以下のアプリケーション製品が含まれる。

  • 「Oracle Hyperion Strategic Finance」:企業の戦略が財務に及ぼす影響を明確にし、経営陣が正確に把握できるよう支援する財務モデリング・アプリケーション。事業ポートフォリオ最適化のためのシナリオ分析や、債務・資金構成最適化のためのシミュレーションなど、中長期的な事業戦略モデルの検討や構築を支援する。
  • 「Oracle Hyperion Planning」:Microsoft ExcelおよびWebベースの計画策定、予算管理、予測管理のアプリケーション。財務計画と業務計画のプロセスを統合することで、予算、フォーキャスト策定業務を効率化し、精度の高い計画、予測に加え、多角的な予実分析を実現可能にする。
  • 「Oracle Hyperion Planning Modules」:各業務における計画管理業務のベストプラクティスを可能にし、短期導入を可能にするモジュールを提供。モジュールの利用により、アプリケーションの導入およびメンテナンスにかかるコストの削減を可能にするほか、柔軟性の高いアーキテクチャのため、個別要件にも対応する。
  • 「Oracle Hyperion Profitability and Cost Management」:組織内でのコストや、収益性の推進要因を可視化する業績管理アプリケーション。活動基準原価計算などの収益や原価計算モデルを実装し、多面的な切り口で収益、コスト構造を明らかにすることが可能。
  • 「Oracle Integrated Operational Planning」:財務計画と業務計画の同期およびシミュレーションを行うアプリケーション。詳細な原価モデルによる利益計画を実現可能な、事前定義済みモジュールIMP(Integrated Margin Planning)を提供する。

日本オラクル
http://www.oracle.com/jp

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Oracle / Hyperion / 計画管理 / 予算管理 / EPM

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