[海外動向]

ソフトウェアAGのProcessWorld 2012が開幕。webMethodsとARISの新版を発表

2012年10月17日(水)河原 潤(IT Leaders編集委員/データセンター完全ガイド編集長)

独ソフトウェアAGは10月15日(米国時間)、同日の年次ユーザーカンファレンス「ProcessWorld 2012」の開幕に合わせて(会場:米国フロリダ州オーランド/会期:17日まで)、BPM製品「webMethods」および「ARIS」の新バーション「webMethods 9.0」「ARIS 9.0」を発表した。16日の開幕基調講演に先立ち、同社CEO(最高経営責任者)のカールハインツ・シュトライビッヒ氏ら同社幹部は、プレス/アナリスト向けブリーフィングで両新版の方向性と特徴を説明した。

CEOのカールハインツ・シュトライビッヒ氏
同社CEO(最高経営責任者)
カールハインツ・シュトライビッヒ氏

 ソフトウェアAGの製品ポートフォリオの中軸をなすwebMethodsは、EAI(企業アプリケーション統合)、BAM(ビジネスアクティビティ監視)、MDM(マスターデータ管理)など多数のコンポーネントを含むBPMスイート製品である。約2年ぶりのメジャーバーションアップとなるwebMethods 9.0では、クラウドコンピューティング、モバイル、ソーシャルコラボレーション、ビッグデータという、ITの世界における今日の4大トレンドそれぞれへの対応強化がアピールされている。

 クラウドに関しては、SaaS型アプリケーションの統合機能を拡張する「webMethods CloudStreams」が新機能として加わった。モバイルに関しては、各種モバイルデバイスへセキュアなアクセス手段を提供する「webMethods Mobile Suite」を新たに提供。ソーシャルコラボレーションについては、ビジネスプロセスの最適化のためのコラボレーションやクラウドソーシングの活用を促すソーシャルコラボレーションツール「webMethods Pulse」が提供されることになった。

 そして、webMethods 9.0における機能強化・拡張のハイライトと言えるのが、4つめのビッグデータへの対応強化だ。昨年、ソフトウェアAGが米国テラコッタの買収で得たインメモリ型ーデータ処理・管理技術「Terracotta」との統合がより進められ、webMethods 9.0上で数TBの大容量データへのマイクロ秒単位での高速アクセスが可能になったという。この点についてシュトライビッヒ氏は次のように語った。
「ビッグデータに対して迅速な処理を可能にする基盤を整えることができた企業はその後大きな事業機会を得られるようになる。Terracottaと緊密に統合されたwebMethods 9.0はそのことを可能にする製品で、顧客企業の競争優位性の確立を支援していく」

ソフトウェアAG CEOのカールハインツ・シュトライビッヒ氏は、Terracottaと緊密に統合されたwebMethods 9.0が「ビッグデータの活用で得られる効果を最大化する」と説明

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