[金谷敏尊の「ITアナリストの仕事術」]

第01回「LIFO型ワークスタイルのすすめ」

2012年11月19日(月)

周囲に頼られている人ほど多くの仕事を抱えることになるのが世の常だ。この現実に対峙し品質の高い仕事をテキパキとこなしていくにあたっては、時には自身のワークスタイルを見直すことも大切だ。1つのヒントとして「LIFO」型の仕事術を紹介しよう。

仕事を頼まれたものの手を付けるのが遅くなり、締め切りギリギリになって慌てて仕上げる−−。読者の皆さんの中にも、身に覚えがある人が少なくないのではないだろうか。こうした仕事の進め方が常態化するとスケジュールに余裕がなくなり、いつも仕事に追われる状態に陥ってしまう。ひとたび緊急の用事が入ったり、風邪で寝込んだりすれば、仕掛り中の案件は滞り、完了予定をやむなく後ろ倒ししなければならない。

これは精神衛生上よくないし、何よりもあなたの仕事完了を待っている他の人に迷惑をかけてしまう。遅延したことを許容できるだけの秀逸な内容を伴っていない限りは、評価を得ることはできないだろう。では、仕事に追われる状況をどのように打破すれば良いのだろうか。答えの1つとなるのが、「FIFO」型から「LIFO」型にワークスタイルを切り替えることだ。

あるコンサルタントの話をしよう。彼は業界でも指折りの実力派で、仕事が早いことでも知られている。メールで相談や問い合わせをすると、通常は30分以内には返答がある。遅い場合でも数時間だ。レビューや文章作成を依頼しても、報告をもらうのに3日とかからない。

日頃の仕事が楽だからということではなく、むしろ“超”多忙なはずだ。何しろ彼は年間契約で数社のアドバイザリを担っているほか、プロジェクトも常に複数携わっている。さらに驚くべきは、それほど多くの業務を迅速に処理しながら、週に3日はスターバックスにこもって、技術書を開いて最新技術を学習する時間をも作り出している点である。この仕事術の秘密こそ「LIFO」なのである。

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