[海外動向]

「止まぬサイバー攻撃。企業はインテリジェンス駆動型セキュリティへの移行を急げ」――RSA Conference 2013

2013年2月28日(木)河原 潤(IT Leaders編集委員/データセンター完全ガイド編集長)

2月26日(米国時間)、米国EMCのRSA部門がホスト役を務める情報セキュリティの総合カンファレンス「RSA Conference 2013」が開幕した(会場:米国サンフランシスコ・モスコーニ・センター/会期:3月1日まで)。 開幕基調講演のステージに立ったRSA部門会長のアート・コビエロ氏は、深刻化するサイバー攻撃への対策アプローチとして、RSAが提唱するインテリジェンス駆動型セキュリティ・モデルの有用性をあらためて強調した。(ITジャーナリスト/IT Leaders 編集委員 河原 潤=サンフランシスコ)

RSAコビエロ会長、「深刻化するサイバー攻撃に我々は負けたわけでもない」

 毎年、情報セキュリティ分野のエキスパートが世界各国から参集するRSA Conference。26日午前8時、モスコーニ・センターの基調講演ホールにはクイーンの『We Are The Champions』の勇壮なメロディーが鳴り響いた。「この会議に集う我々は“信頼されたデジタル世界”の勝者である」というコビエロ氏の思いを込めた演出で、今年のカンファレンスが幕を開けた。

セキュリティ・エキスパート達を讃える曲として、クイーンの名曲『We Are The Champions』をコピーバンドが熱演

セキュリティ・エキスパート達を讃える曲として、
クイーンの名曲『We Are The Champions』をコピーバンドが熱演

 1年前の基調講演でコビエロ氏は、政府や民間企業を襲うサイバー攻撃の脅威について警鐘を鳴らし、対処のためのテクノロジーや方法論を説いた。周知のように、2012年は1年を通じてサイバー攻撃被害の報道が後を絶たなかった。

 今年に入ってもニューヨーク・タイムズやフェイスブック、アップル、マイクロソフトといった名だたる企業が被害を報告し、また、米国政府が「サイバー真珠湾」と称して物議を醸すなど、事態はますます深刻化、混迷化している。APT(Advanced Persistent Threat)と呼ばれる最新の標的型攻撃に対しては、情報セキュリティのエキスパートたちの頭脳を結集したとしても勝ち目はないのだろうか。

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