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アップル、iPad/iTunes U教育コンテンツの利用を世界中に拡大へ

2014年1月22日(水)河原 潤(IT Leaders編集部)

アップルは2014年1月21日、同社のコンテンツ/アプリケーション配信プラットフォーム「iTunes」で利用する「iBooksテキストブック」と「iTunes U Course Manager」をアジア、ラテンアメリカ、欧州など世界各国・地域に向けて拡大すると発表した。

 iBooksテキストブックは、マルチタッチに対応した動的・インタラクティブな教育コンテンツに対応した電子教科書プラットフォーム。「iPad」のユーザーに向けて、インタラクティブなアニメーションや回転する3Dの図形、フリック操作で閲覧可能なフォトギャラリー、タップ操作で再生される映像などを備えた電子教科書を提供することができる。今回、新たに日本、ブラジル、イタリアを含む51カ国で提供される。

iTunes U Course Managerは、アップルのMOOCプラットフォーム「iTunes U」のコンテンツ作成・配信アプリケーション。教育関係者はiTunes Uアプリケーションを通じて授業で使用する教材を作成して生徒に配布したり、一般の方に公開・共有することが可能。今後はロシア、タイ、マレーシアを新たに含む70カ国において提供される。

アップルによれば、Cambridge University Press、Oxford University Press、Hodder Educationが提供する新しい教育コンテンツを含む独立系出版社、教師、著名な教育関連企業によって2万5000本近くの教育タイトルが提供されている。また、iBooksテキストブックは、すでに米国のハイスクールの基本課程(コアカリキュラム)に加え、英国のGCSE(General Certificate of Secondary Education)をすべて網羅しているという。

iPadで利用できる、インタラクティブな電子教科書を実現するiBooksテキストブック
iPadで利用できる、インタラクティブな電子教科書を実現するiBooksテキストブック(出典:アップル)
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