[事例ニュース]

春秋航空日本、操縦マニュアルをペーパーレス化してパイロットの負荷を軽減

2014年5月13日(火)IT Leaders編集部

春秋航空日本は、パイロットが携行する操縦マニュアルを電子化。クラウド上のサーバーで一元管理するシステムを利用開始した。富士ソフトが2014年5月13日、発表した。春秋航空日本は、中国初の民間航空会社である春秋航空の日本法人。2014年6月27日、成田空港を拠点に国内線3路線(成田=高松、成田=広島、成田=佐賀)を就航する予定。

パイロットは運行に際して、飛行情報や空港情報、運行情報、操縦マニュアルといった資料を携行することを義務付けられている。従来、こうした資料は紙の書類で配布され、パイロットはそれらをフライトバッグに入れて持ち運んでいた。

しかし、紙の書類は重いうえ、各種情報に更新が発生するたびに該当箇所を探して差し替えるのに手間がかかる。

こうしたパイロットの負荷を軽減する策として、同社はマニュアルの電子化に着手した。具体的には、マニュアル内の文書や画像を電子化し、サーバーで一元管理するシステムを導入した。パイロットは、タブレット端末を使ってマニュアルを閲覧できるため、携行書類を大幅に減らせる。内容に更新があった場合にはサーバー側で一括更新するので、書類差し替えの手間も削減できる。

最新情報の周知を徹底できる効果も見込める。運航サポート部門の担当者が、パイロット1人ひとりの操作ログから更新情報を閲覧したかどうかを確認できるからだ。

新システムにおいては、データをすべて暗号化している。タブレット端末を紛失した際に、管理者がその端末上のデータをすべて消去する機能も備える。富士ソフトのクラウドサービスを利用して構築した。

現在、地上における訓練や自宅での学習に活用中。国内線就航後に順次、実際の運航業務において利用開始する。今後は、マニュアル以外の携行書類の電子化を進め、飛行規程や航空図、飛行性能計算などを操縦室内の画面に表示するEFB(Electronic Flight Bag)の導入につなげる構えだ。

【プロジェクトの概要】
ユーザー名 春秋航空日本
業種 航空
導入システム ドキュメント管理
導入目的 パイロットの負荷軽減、確実な情報伝達
導入時期
主な利用製品 「moreNOTE」(富士ソフト)

 

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航空 / 富士ソフト / moreNOTE / タブレット / 春秋航空

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