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日本IBM、データをリアルタイム圧縮するストレージを発表

2014年5月21日(水)IT Leaders編集部

日本IBMは2014年5月20日、ストレージ「IBM Storwize V7000」を発表した。データの圧縮機能を強化するなどして、ストレージの利用効率を高めた。

 IBM Storwize V7000はミッドレンジ向けのSANストレージ。StorwizeシリーズにはV7000のほかにV5000とV3700があり、V7000はStorwizeの上位モデルに位置づく。

 データの圧縮機能を強化した。V7000は、データをディスクに書き込む際に圧縮するリアルタイム圧縮が可能で、新たに圧縮専用チップを搭載することで圧縮処理速度を高めた。従来機の場合、4コアプロセサのみでデータを圧縮していたが、新版はプロセサのコア数を8個に増やしたほか、圧縮専用チップを最大2基まで追加してデータを圧縮する。これにより、従来機よりもデータの圧縮処理速度が10倍向上した。

 圧縮率はデータの種類により異なる。「画像や圧縮済みデータの場合、圧縮率は5%程度だが、データベースの圧縮率は80%となる。平均するとデータを55%圧縮できる」(ストレージ・セールス事業部長 波多野敦氏)。顧客が保有するデータをどのくらい圧縮できるのかを無料で診断するサービスも用意する。

 データの利用頻度に応じて、最適な記憶媒体に格納する機能「Easy Tier」を備える。頻繁に利用するデータは、高速アクセスが可能なSSDに保存し、あまり利用しないデータは大容量だが低速アクセスとなるディスクに自動的に振り分けて保存する。今回、下位モデルのV5000やV3700でもEasy Tierを利用できるようにした。

 V7000は他社製ストレージを接続することができ、他社製ストレージを束ねてあたかも1台のストレージであるかのように運用できる。他社製ストレージを含めてEasy Tierを利用することも可能だ。

 V7000は、きょう体に2.5型ディスクを最大24台、もしくは3.5型ディスクを最大12台搭載する。ディスクを増設するための拡張きょう体を最大20台まで追加できる。従来機は最大9台までしか拡張きょう体を追加できなかった。

 価格(税別)は855万円から。2014年6月6日より出荷を開始する。

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