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デル・ソフトウェア、ビッグデータ活用に向けた統計解析用ソフトウェア群を発売

2015年6月12日(金)IT Leaders編集部

デル・ソフトウェアは2015年6月11日、統計解析用ソフトウェア「Statistica(スタティスティカ)」の日本語版を発売すると発表した。学術機関や研究部門が利用する統計解析機能を一般企業がビッグデータ分析に利用するための情報級友機能などを持つ製品も用意する。

 Statisticaは、デルが2014年3月に買収したStatSoft製の統計解析ソフトウェア群。予測分析や機械学習、統計分析といった分析ツールを提供する。将来のトレンド予測に基づく新規顧客/セールス機会の獲得、業界動向の予測、仮説検証、不正などのビジネスリスクの低減などに利用できる。

 研究機関や企業のデータサイエンティストだけでなく、ビジネスユーザーが直観的に使えるよう、主な利用者層の別に設計し機能を付加した複数の製品を用意する。

 中〜大規模企業を対象にするのが「Statistica Enterprise」。IT技術者やビジネス分析者、オペレータなど、役割が異なるユーザー間で知識を共有できる。外部データベースへの接続や、システム連携、レポートや分析の定期的な作成が可能だ。データ接続、クエリー、分析、レポートは構成データベースで一元管理することで、役割や権限に応じて共有範囲を設定できる。データやユーザー数の拡大に合わせて分散構成などが取れる。

 「Statistica データマイナー」は、主に企業内のマーケティング部門、エンジニアリング部門、企画部門や研究所を対象にしたもの。学術機関や研究部門向けの「Statistica Advanced」(機能は後述)に、ワークフローによる処理の自動化や、機械学習などを含むデータマイニング手法を利用できるようにした。品質管理や信用リスクスコアリングなど業種別ソリューションをオプションで用意する。

 データマイナーおける分析作業を容易にする「Statisticaデータマイナー + プロセス最適化」もある。膨大な数の潜在的な予測変数(特徴)から、自動的に有用な予測変数を選択する機能を持つ。従属変数が既知で、予測モデルが希望の応答を生成するときの独立変数の値を見つける「応答最適化」に対応している。

 学術機関や研究部門向けには、エントリレベルの「Statistica Base」とミッドレンジの「Statistica Advanced」を用意する。Baseでは、重回帰分析や分散分析などの統計手法/検定手法に加え、異常値や重複値の削除、フィルタリングやサンプリングなどが可能なデータ管理機能も備えている。業界標準のマクロ言語を使って分析処理を再現できる。

 Advancedは、Baseの機能に加え、一般線形モデルや、ロジステック回帰などの一般化線形モデル、コックス比例ハザード、部分最小二乗法モデルといった統計手法を提供する。

 Statisticaは、2013年からリセラー契約を結んでいる東芝電子エンジニアリングとの協業を通じて販売する。

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