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米Red Hat、Enterpriseの最新版はネットワークとコンテナの機能を拡張

2015年11月30日(月)IT Leaders編集部

米Red Hatは2015年11月19日(米国時間)、「Red Hat Enterprise Linux」の最新バージョンである「同7.2」の提供を開始すると発表した。ネットワーク性能を向上するとともに、コンテナベースアプリケーションの開発とデプロイメントをサポートする機能を拡張している。

 「Red Hat Enterprise Linux 7.2」は、セキュリティ、ネットワーク、システム管理に加え、Linuxコンテナベースのアプリケーションの開発とデプロイメントのためのエンタープライズ対応ツールを強化した。既知のリスクと技術的問題を予防的に特定し、ダウンタイムの短縮を図れるアドオンの運用分析製品「Red Hat Insights」との互換性も備えている。

 セキュリティ面では、システムのセキュリティへの適合を分析する「Security Content Automation Protocol」の実装版である「OpenSCAP」に対応した。新しい「Open SCAP Anaconda」プラグインによって、インストール処理中にSCAPベースのセキュリティおよびコンフィギュレーション分析を使用できるようになる。

 ネットワーク面では、ネットワークカーネルスタックのチューニングによってパケット処理時間を大幅に改善した。また、付属のData Plane Development Kit(DPDK)により、NFV(Network Function Virtualization:ネットワーク機能仮想化)などにおいて、ユーザーベースで直接パケット処理が可能なカスタムアプリケーションが迅速に開発できるようになった。

 システム管理面では、システム管理者によるISO形式のローカルバックアップ作成および中央集中的アーカイブと、リモートレプリケーションによる災害復旧作業を簡素化する、システムアーカイビングツール「Relax-and-Recover」を搭載している。

 Linuxコンテナについては、基盤のコンテナサポートインフラストラクチャー、Dockerエンジン、Kubernetes、Cockpit、Atomicコマンドのアップデートを含む改善を行った。コンテナワークロードに最適化したホスト基盤の最新バージョン「Enterprise Linux Atomic Host 7.2」を、多くのサブスクリプションで利用できる。

 運用分析サービスのRed Hat Insightsは、Red Hat Enterprise Linux 7.2と互換性がある。追加コストは不要で、最大10台のEnterprise Linux 7システムに利用できる。インフラ資産を分析し、継続的な監視と分析を通してリスクと脆弱性を特定することで、業務に影響が出る前に技術的問題の検出を図れる。
 

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