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米Red Hat、IT自動化の最新版でWindows・コンテナ・ネットワーク自動化等に対応

2016年6月1日(水)IT Leaders編集部

米Red Hatは2016年5月25日(現地時間)、エージェント不要で利用できる、OSS(Open Source Software)のIT自動化フレームワーク「Ansible」の最新版である「同2.1」の提供を開始した。Microsoft Windows/Azure、コンテナ、ネットワーク自動化に対応した。

 「Ansible」は、ネットワーク設定、クラウド展開、開発環境の構築といったルーティン活動を自動化し、迅速かつ簡単にアプリケーションやIT環境を展開可能にするIT自動化フレームワーク。最新版の「2.1」は、Windows環境をサポートしたことで、クロスプラットフォームで単一の自動化基盤を使用できるようになった。また、Azureへの対応を拡充し、Resource Managerを活用する機能など、ハイブリッドクラウド展開に対するサポートを強化した。

 NTLM(NT LAN Manager)でドメインに参加しているマシンの管理を容易にしたほか、Kerberos委譲をマルチホップシナリオに拡大した。新しいwin_reboot actionを用いた簡単な再起動にも対応している。

 コンテナに対するサポートも拡充した。Docker Composeの使用や、複数のコンテナアプリケーションの管理・拡張を可能にする新しいモジュールである「docker_service」を提供する。Docker Composeをより広範囲のAnsible playbookに組み込んで、コンテナ環境の外にあるネットワークやOS、展開インフラストラクチャーを設定できる。

 基本のコンテナライフサイクルを管理する「docker_container」、Dockerイメージを作成、送信、取得、タグ付けできる「docker_image」、Dockerレジストリへのアクセス管理用の「docker_login」、メタデータ用イメージの詳細を確認できる「docker_image情報」なども用意している。

 ネットワーク自動化については、すでに提供を開始している同機能を統合し、エージェント不要でネットワークインフラストラクチャーを管理できるようにした。ネットワーク構成の自動化、テスト駆動型のネットワーク展開、持続的なコンプライアンスの確保といった活用が可能だ。

 40個以上の新しいコアモジュールを追加していて、Arista EOS、Cisco IOS/IOS-XR/NXOS、Cumulus Networks、Juniper Junos、OpenSwitchなど、様々なネットワーク基盤に対して自動化を提供する。

 Ansible 2.1は、GitHubやPyPi、主要Linuxディストリビューションのパッケージマネージャー経由で入手可能だ。ダッシュボードなどを提供する、有償の「Ansible Tower」も用意している。
 

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