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NEC、AI活用支援コンサルティング「AIディスカバリープログラム」を提供

2016年7月20日(水)IT Leaders編集部

NECは2016年7月19日、AI(Artificial Intelligence:人工知能)活用を支援するコンサルティングサービス「AIディスカバリープログラム」を発売した。

 「AIディスカバリープログラム」は、業務革新や新事業創出に向けてAI活用を検討している企業を対象に、NECの最先端AI技術群「NEC the WISE」を適用した事業ビジョン・コンセプトの企画、AI活用シナリオの検討、アクションプランの策定、実現性検証などを支援するもの。

 また、迅速にサービスを提供するために、AIの適用実績を基にした「業種・テーマ別AI活用テンプレート」を整備・適用する。第1弾として、4業種4テーマから適用し、順次拡大する予定だとしている。

 AI活用で目指す事業ビジョン・コンセプトの企画では、AI活用事例やデモンストレーションによって、AIを活用した業務革新や新事業創出の可能性を提示する。NECのコンサルタントおよびデザインセンターに所属するビジネスデザイナーが、ユーザーとの共創型ワークショップを実施し、ユーザーの検討領域で目指す事業ビジョン(目的)や事業コンセプト(構想)の企画立案を支援する。

 AI活用シナリオの検討とアクションプランの策定では、NECのコンサルタントやデータサイエンティストが、ユーザーの事業での活用目的を踏まえ、適用領域の課題抽出、AI活用シナリオの検討、組織・人材・IT基盤等の提言事項なども含めたアクションプランの策定をする。

 実現性検証では、AI活用シナリオ検討を実施したユーザーを対象に、シナリオごとに必要となる「データ」「技術」「ビジネス」の3つの観点から実現性の検証をする。必要に応じて、システム画面イメージなどプロトタイプデモの構築やイメージビデオの制作なども実施する。

 業種・テーマ別AI活用テンプレートによるサービス提供の迅速化では、500プロジェクト以上のAI適用実績を基に、業種・テーマごとの検討項目、タスク内容、成果物などをサンプルとしてテンプレート化している。AIの適用シーンや導入効果を具体的にイメージしやすくし、効率的な検討を支援する。同テンプレートを利用することで、AI活用の検討を最短で1カ月(NECが実施した事例で算定)に短縮できる。

 第1弾では、製造・エネルギー・交通・金融を対象業種として、テーマは、顧客エンゲージメント強化や業務自動化・効率化、リスク回避、コスト削減を用意している。

 AIディスカバリープログラムの実施期間および費用は、いずれも個別見積になる。

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