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ハイパーギア、PDF変換サーバーソフト「HGPscanServPlus」のタイムスタンプ機能を強化

2017年8月9日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ハイパーギアは2017年8月9日、PDF変換サーバーソフトの新版「HGPscanServPlus Ver5.7」を発表した。8月1日から出荷している。新版では、利用できるタイムスタンプサービスを拡充し、新たに寺田倉庫の「テラダタイムスタンプサービス」を利用できるようにした。価格(税別)は、48万5000円。

図1●HGPscanServPlusの概要(出所:ハイパーギア)図1●HGPscanServPlusの概要(出所:ハイパーギア)
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 ハイパーギアの「HGPscanServPlus」は、PDF変換サーバーソフトである。監視フォルダーに存在するオフィス文書をPDFに変換して出力先フォルダーに保存できる。画像イメージからOCR機能で文字を抽出してPDF文書を作成することもできる。Windows 7/8.1/10またはWindows Server 2008 R2以降で動作する。

 特徴の1つは、作成するPDFにタイムスタンプを施せることである。これにより、PDF文書の作成日時を証明したり、内容が改ざんされていないことを証明できる。

 今回の新版では、利用できるタイムスタンプサービスを拡充した。これまで利用できていたアマノビジネスソリューションズの「アマノタイムスタンプサービス3161 Type-T」とセイコーソリューションズの「セイコータイムスタンプサービス」の2つに加えて、寺田倉庫の「テラダタイムスタンプサービス」を追加した。

 特許庁所管の独立行政法人工業所有権情報・研修館(INPIT)が2017年3月に開始した、タイムスタンプ情報の長期保管サービス「タイムスタンプ保管サービス」にも対応した。タイムスタンプ付与と同時にタイムスタンプトークンを出力し、タイムスタンプトークンをINPITのタイムスタンプ保管サービスに登録できる。

 さらに、有料オプションにより、タイムスタンプの有効期間(10年間)を、再度タイムスタンプを付与することによって延長できるようにした。また、大量のファイルにタイムスタンプを付与したい場合に有効な有料オプションとして、並列処理によってタイムスタンプの処理能力を向上させる機能も用意した。

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