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西京銀行、エンジン起動の遠隔制御で自動車ローンの与信審査を緩やかに

2018年2月14日(水)IT Leaders編集部

西京銀行とGlobal Mobility Service(GMS)は2018年2月13日、車載センサーのデータを自動車ローンの与信審査に活用する取り組みで業務提携したと発表した。西京銀行は、この仕組みを活用した自動車ローンを日本全国で取り扱う。

 西京銀行(本店:山口県周南市)とGlobal Mobility Service(GMS)は、車載センサーのデータを自動車ローンの与信審査に活用する取り組みで業務提携した。西京銀行は、この仕組みを活用した自動車ローンを日本全国で取り扱う。

 GMSは、車載IoTデバイス「MCCS」を提供する。MCCSを使うと、自動車のエンジンの起動を遠隔で制御したり、GPSで位置情報を特定したりできるようになる。西京銀行は、MCCSのデータを与信審査に活用した自動車ローンを開始する。

 遠隔操作でエンジンを起動できないようにすることが可能なので、ローンの返済を促進することができる。顧客の属性情報だけではなく、「モノ(MCCS搭載車両)の価値」を基準とした新たな与信審査モデルを構築できる。

 GMSはこれまでも、支払い能力の信用属性が低いために従来であれば与信の審査に通過できない人々に対して金融機関がローンを提供できるように、FinTechサービスモデルを構築し、フィリピンを始めとする周辺国に提供してきた。

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