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SCSK北海道、食品製造販売業向けクラウドERP「TABECLA」に生産管理機能を追加

2021年9月6日(月)IT Leaders編集部

SCSK北海道は2021年9月1日、食品製造販売業向けクラウドERP「TABECLA」に生産管理機能を追加し、提供を開始した。中堅・中小企業に向けて販売する。価格は、最小50ユーザーで月額15万円から。BI機能の利用料は最小1ユーザーで6500円から。

 SCSK北海道の「TABECLA」は、食品製造販売業向けのクラウドERPソフトウェアである。中堅・中小企業に向けて販売している。在庫管理を軸に仕入、生産、出荷業務を一元管理して、部品在庫と製品在庫をリアルタイムな管理を可能にする。

 モノとカネの流れの両面を管理し、業務として分離した製造部門と販売部門をシステムにて一元管理する構成をとる。店舗業務の効率化と工場側の生産精度向上という、食品製造販売業務における基幹業務を支援する(図1)。

図1:クラウドERP「TABECLA」の機能群(出典:SCSK北海道)図1:クラウドERP「TABECLA」の機能群(出典:SCSK北海道)
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 ECやファクス/電話などによる取引先からの受注データを連携させることができる。自社で生産して直営店で販売している事業者は、店舗から製品の在庫確認や注文が行える。受注から売上・請求管理、仕入先に対する支払管理などの販売管理業務を一元化する。

 オプションでBI(ビジネスインテリジェンス)機能を提供する。受発注データや在庫推移、店舗の売上情報など、TABECLA上にあるデータの可視化・分析を可能にする。

 ユーザーに固有な業務や要望に合わせたカスタマイズにも対応し、機能を選んでコストを抑えるスモールスタート型導入を支援する。要件定義や導入支援など導入時にかかる初期費用を月額サービス利用料に含めて導入することも可能である。毎月の月次報告会で上がってくる顧客の要望を基に、標準機能として盛り込めるものは随時アップデートし、他の顧客にも提供している。

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