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C-RISE、Webブラウザ操作を自動化する「クラウドBOT」を強化、ファイルの操作が可能に

2022年1月13日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

C-RISEは2022年1月13日、クラウド型RPAサービス「クラウドBOT」を強化し、ファイルのアップロード操作やダウンロード操作といったファイル操作を可能にした。クラウドBOTは、ユーザーのWebブラウザ操作をロボット化して、これをクラウド上で自動実行するサービス。今回の強化により、あるWebサイトからファイルをダウンロードし、これを別のサイトにアップロードして反映させるといった処理を実行できるようになった。

 クラウドBOTは、ユーザーのWebブラウザ操作をロボット化して、これをクラウド上で自動実行するサービスである(関連記事C-RISE、Webブラウザ操作を自動化する「クラウドBOT」に条件分岐と値生成の機能を追加)。Webブラウザ操作を自動化する、という手法によって、Web API操作だけでなく、Web APIを用意していないWebシステムへのリクエストも自動で実行する。

 ロボットの作成にあたって、専用のソフトウェアは不要である。Webブラウザ(PCやスマートフォン)があれば、オンラインで作成できる。作成したロボット(Webブラウザ操作ロボット)は、クラウド上で実行する形になるため、ユーザー側にはロボットの実行環境も不要である。

 オンプレミスのWebシステムをクラウドBOTから操作するためのエージェントソフトウェア「Cloud BOT Agent」も用意している。エージェントをPC/サーバー(WindowsまたはMac)にインストールすることによって、エージェントからアクセス可能な社内サーバーや周辺機器のWeb画面をクラウドBOTから操作可能なる。

 今回の機能強化では、ファイルのアップロード操作やダウンロード操作といったファイル操作を可能にした(図1)。これにより、Webサイト間でファイルを受け渡す処理や、複数サイトに対してファイル内容を一括登録する処理などを自動で実行できるようになった。Cloud BOT Agentを併用すれば、オンプレミスのWebシステムとの間でもファイルを受け渡せる。

図1:ファイルのアップロード操作やダウンロード操作といったファイル操作を自動実行する(出典:C-RISE)図1:ファイルのアップロード操作やダウンロード操作といったファイル操作を自動実行する(出典:C-RISE)
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 クラウドBOTは、用途に合わせて、3つの有料プランと、無料プランを用意している(表1)。有料プランは、無料プランが備えない機能として、時刻や曜日などの条件を指定してロボットをスケジュール実行する機能を搭載している。

表1:クラウドBOTの料金プラン(出典:C-RISE)
プラン フリー シングルオフィス マルチオフィス システムリンケージ
価格(税別) 無料 月額3000円 月額6000円 月額4万8000円
ボット実行可能時間 30分/月 6時間/月 15時間/月 160時間/月
データストレージ 1GB 10GB 30GB 100GB
ボットの並列実行数 - 3 10 100
スケジュール実行 -
Web APIの実行
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