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OCRと人力による帳票データ入力サービス「WOZE」、自社の目視のみでのデータ化を選択可能に

2022年9月15日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ハンモックは2022年9月15日、データ入力サービス「WOZE(ウォーゼ)」の新機能「オートスイッチング」を同年10月より提供すると発表した。WOZEは、紙の帳票をスキャンしてアップロードすると、AI-OCR(光学文字認識)と目視チェックを経てデータ化するクラウドサービス。新機能により、目視チェックをWOZEに任せるか自社で行うかを時刻を指定して使い分けられる。WOZEに任せる場合のデータ化所要時間は約30分で、アップロードした帳票を直ちにデータ化したい場合に有用という。

 ハンモックの「WOZE(ウォーゼ)」は紙の帳票をスキャンしてアップロードすると、帳票の内容をCSV形式のテキストデータにするクラウドサービスである(関連記事ハンモック、OCRと人力を併用して帳票をテキスト化するサービス「WOZE」を発表)。

 クラウド上では、2種類のAI-OCR(光学文字認識)でテキストデータ化し、この上でクラウドワーカーが目視でチェックして必要に応じて修正する。書類の「データ化」と人による「確認・修正作業」をセットで提供することで、精度の高いテキストデータが得られる。

図1:「オートスイッチング機能」では、急いでいる場面ではデータの確認・修正作業を自前で行えるようにした(出典:ハンモック)
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 今回、新機能「オートスイッチング」により、目視チェックをこれまで通りWOZEに任せるか、それとも自社のみで行うかを、時刻を指定して使い分けられるようにした(図1)。顧客からの注文書に素早く反応したいケースなど、アップロードした帳票をすぐにデータ化したい場面では、WOZEに任せずに自社の担当者がチェックすることで対処可能である。なお、WOZEに目視チェックを任せる場合は、帳票のアップロードからデータ化までにおよそ30分程度かかるという。

 目視チェック担当者の切り替えは、時刻指定で行う。例えば、素早くデータ処理しなければならない書類が午前中に集中するような場合は、午前中だけ自社で目視チェックを担当するといった指定が可能である。このように、自社の都合に合わせて時刻指定で運用方法を切り換えられる。

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