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ネットアップ、サブスクリプション契約の対象にクラウドストレージ「NetApp Cloud Volumes ONTAP」を追加

2023年1月5日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ネットアップは2023年1月5日、サブスクリプションサービス「NetApp Keystone」に、クラウドストレージ「NetApp Cloud Volumes ONTAP」を追加したと発表した。これにより、オンプレミスとクラウドの双方のストレージをサブスクリプション型で利用可能になった。

 ネットアップは、同社製ストレージをサブスクリプション型で利用可能なサービス「NetApp Keystone」を提供している。ネットアップが所有するストレージ機器をユーザーが指定する場所に設置し、契約容量とサービスレベルに応じた料金で利用可能である(関連記事CTC、NetAppストレージをサブスクリプション型で利用できる「NetApp Keystone」を提供)。

 今回、NetApp Keystoneの対象となるストレージ製品・サービスを拡大し、新たにクラウドストレージ「NetApp Cloud Volumes ONTAP」を対象にした。同社のストレージソフトウェア「ONTAP」をパブリッククラウド(AWS、Google Cloud、Azure)上で提供するサービスである。これにより。オンプレミスのストレージとクラウド上のストレージサービスの双方を、サブスクリプション型で利用可能になった。

 オンプレミスのストレージや複数のクラウドストレージを、1つにまとめて契約できる。同一契約のまま、オンプレミスのデータをクラウドに移行するといった使い方も可能である。オンプレミスとパブリッククラウドに割り当てたストレージ契約容量は、3カ月単位で相互に移動可能。さらに、急激なデータ量の急増などで契約容量を超過してストレージを利用した際の利用料金を抑える仕組みも新規に用意した。

 統合管理コンソール「NetApp BlueXP」も、新たにサブスクリプション契約を管理可能になった。既存機能(オンプレミスとパブリッククラウドの健全性チェック、監視、検出、可視化、ストレージのプロビジョニングなど)に加えて、請求やストレージサービスの追加などをNetApp BlueXPの画面から管理可能になった。

 AIを利用して推奨構成などをアドバイスするサービス「NetApp Active IQ」も、新たにサブスクリプションを管理できるようになった。サブスクリプションの状況、ストレージ容量の使用状況、バースト(契約容量の超過)の発生状況、などについてレポートを出力する。

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NetApp / クラウドストレージ / サブスクリプション / ONTAP

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