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旭有機材、紙1万枚の研究開発文書をAI-OCRでデジタル化、過去の文書を探し出す時間を短縮

2023年3月9日(木)IT Leaders編集部

旭有機材(本社:宮崎県延岡市、東京都台東区)は、手書きの研究開発文書をAI-OCRを用いてデジタル化した。2022年秋に約1万枚の手書きの文書を透明テキスト付きPDFに変換し、現在は全文検索に取り組んでいる。AI-OCRツールに、TISの「ドキュメントAI-OCRサービス」を採用した。

 配管材料・樹脂メーカーの旭有機材は、研究開発文書をAI-OCRでデジタル化した。2022年秋に約1万枚の手書きの文書を透明テキスト付きPDFに変換し、現在は全文検索に取り組んでいる。AI-OCRツールに、TISの「ドキュメントAI-OCRサービス」を採用した(図1)。

図1:手書き文書をOCR化する業務の概要(出典:TIS)

 旭有機材は、2019年に全社横断型の業務効率化プロジェクトをスタート。現場から挙がった声の中に、「過去の紙の情報を探す手間を効率化したい」という要望があった。古いものでは1960年代から、配合テストの結果や顧客への報告書など、膨大な紙の書類が蓄積されていたという。

 「新たな樹脂の開発にあたっては、過去の文書が必要になることがある。バインダー約250冊分におよぶ技術文書は、書庫専用の部屋に保管されている。この中から必要な情報を探し出すために、丸1日かかることもあった」(同社)

 そこで、約1万枚の文書をPDF化する作業を社外委託で実施し、電子ファイル化を進めた。ところが、検証の結果、規則性を持たせてファイル名を付けるだけでは、目的の情報を見つけることは困難なことが判明。このため、全文検索を可能にするAI-OCRを追加で導入した。

 複数のAI-OCR製品・サービスを比較検討し、TISの「ドキュメントAI-OCR」を評価し、PoCを経て導入した。手書き文字の認識精度が高いこと、OCR化する文字の範囲を手動で指定する必要がなく、対象の原本PDFに含まれる文字が自動ですべてテキストデータ化されること、解析結果がPDFに透明テキストとして埋め込まれ、原本自体を直接検索できることなどを評価した。

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