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OpenRPAのスケジュールを一元管理するWordPressプラグイン─プライム・ストラテジー

2023年10月25日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

プライム・ストラテジーは2023年10月24日、オープンソースのRPAツール「OpenRPA」を管理するサーバー機能「PS OpenRPA - WordPress プラグイン」の提供を開始したと発表した。CMS/アプリケーション実行プラットフォーム「WordPress」のプラグインとして、タスクスケジューラ機能やログ管理などの機能を提供する。同プラグインはWordPress公式ディレクトリから入手可能である。

 プライム・ストラテジーは、オープンソースのRPAツール「OpenRPA」を使って業務の自動化を支援するSIサービスを提供している。RPAの新規開発、他のRPAツールからの移行、定額の保守管理などを支援している(関連記事オープンソースのRPA「OpenRPA」を使って業務を自動化するSIサービス─プライム・ストラテジー)。

 OpenRPAの機能は、市販のRPAツールと同等で、PCのアプリケーションやWebブラウザ(Chrome/Edgeなど)を自動で操作可能である。RPAのワークフローは、開発画面上でアクティビティをドラッグ&ドロップして構築する。

 今回、OpenRPAの管理サーバー機能「PS OpenRPA」を開発し、CMS(Webコンテンツ管理)/アプリケーション実行プラットフォームの「WordPress」で動作するプラグインとして提供する。同プラグインは、GitHubでソースコードを公開しているほか、WordPress公式ディレクトリから入手できる(画面1)。

画面1:RPAソフトウェア「OpenRPA」の管理サーバー機能「PS OpenRPA - WordPress プラグイン」の配布画面(出典:プライム・ストラテジー)

 WebブラウザからOpenRPAにアクセスしてプラグインを設定する。RPAのタスクスケジューラ機能により、セットした時刻にタスクを実行する操作が行える。また、タスクの実行ログを管理する機能も備える。

 なお同社は、WordPressをCMSのみならず、アプリケーション実行プラットフォームとして利用するメリットとして、WordPressが備えるユーザー認証機能やユーザーの権限管理機能を流用できることを挙げている。「これらを一から開発する必要がなく、業務アプリケーションの開発工数が減り、他のプラグインとの連携も容易になる」としている。

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OpenRPA / WordPress / プライム・ストラテジー / CMS

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