[新製品・サービス]
アシスト、オンプレミスのサーバーをAWSにそのまま移行するクラウドリフトのSI
2023年11月6日(月)日川 佳三（IT Leaders編集部）
アシストは2023年11月6日、SIサービス「オンプレミスサーバー移行サービス」を提供開始した。オンプレミス環境で動作している物理/仮想サーバーを、そのままAmazon Web Services（AWS）に移行するクラウドリフトのSIを提供する。「AWS Application Migration Service（MGN）」を用い、移行にかかる時間は約1カ月からとしている。料金は移行対象となる物理/仮想サーバー数で変動する。
アシストの「オンプレミスサーバー移行サービス」は、オンプレミス環境で動作している物理/仮想サーバーを、そのままAmazon Web Services（AWS）に移行するクラウドリフトのSIサービスである。アシストのエンジニアが移行対象サーバー群の棚卸しからテスト移行、本番移行までを支援する。
図1：AWS Application Migration Service（MGN）の仕組み（出典：アシスト）拡大画像表示
移行に「AWS Application Migration Service（MGN）」（図1）を用いる。サーバー構成を変えずにAWSに移行するリホストサービスで、リホスト作業を簡素化する。移行のコストとダウンタイムを抑えるとしている。
図1にあるように、移行対象のサーバーにエージェントソフトウェアを導入し、Amazon EC2インスタンスに対して継続的にデータをレプリケーションする。同期させたサーバーイメージから、テスト用サーバーや本番稼働用サーバーを作成して起動する。
「多数のサーバーを運用、あるいは業務に合わせて複雑なシステム/アプリケーションを構成する企業は、オンプレミスからクラウドにサーバーを移行する作業が複雑になる。移行に必要なコストやサイズ、システム停止時間の長さなどが問題になる」（アシスト）ことに対処する。
