[事例ニュース]

東北電力、電気使用契約の受付をオンライン化、転記作業や手戻りを削減

受付システムを「intra-mart」を用いてローコードで開発

2023年12月8日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

東北電力(本店:宮城県仙台市)は、電気使用契約の申し込み受け付け業務をオンライン化した。NTTデータ イントラマートのWebアプリケーション開発・実行プラットフォーム「intra-mart」のローコード開発機能を用いてシステムを構築し、紙の申込書の記載不備などによる手戻りや、紙からシステムへの転記作業を減らした。NTTデータ イントラマートが2023年12月5日に発表した。

 東北電力では、法人顧客から高圧電力以上の電気使用契約の申し込みが、2300の電気工事会社を通じて年間6000件近くある。長年、その申し込みを東北6県と新潟県の支店・営業所において紙の申込書で受け付けてきた。

 紙の申込書の場合、電気工事会社は営業時間内に東北電力に赴かなくてはならず、移動時間などで不便を強いられていた。また、東北電力では記載に不備があった場合の手戻りが頻繁に発生していたうえ、紙の申込書からシステムへの転記作業が大きな手間となっていたという。

 これらの問題を解消すべく、NTTデータ イントラマートのWebアプリケーション開発・実行プラットフォーム「intra-mart」のローコード開発機能を用いて申し込み受付を行うWebシステムを構築、紙の申込書からの移行を進めた。リコージャパンがシステムの構築を支援した(図1)。

図1:東北電力が構築した、電気使用申込受付システムの全体像(出典:NTTデータ イントラマート)
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 2023年9月末時点でWebシステムによる申込率は97%に達しているという。intra-martの評価として東北電力は、ローコード/アジャイルで短期構築が可能な点、サーバーごとのライセンス体系によりユーザー数課金と比べコストを抑制できる点、仕様変更が容易な点を挙げている。

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