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矢野経済研究所、グリーンIT:ファシリティソリューション市場の調査を実施、結果を発表

2008年11月6日(木)IT Leaders編集部

矢野経済研究所は11月5日、実施した「グリーンIT:ファシリティソリューション市場の調査」の調査結果を発表した。

調査期間は2008年8月~10月。調査対象は建設会社、設計事務所、設備工事会社、ITシステムメーカー、IT設備機器メーカー・商社、ファシリティ・エンジニアリング会社、システムインテグレーター、データセンター事業者など。調査方法は、当社専門研究員による直接面談、電話・e-mailによるヒアリング、ならびに文献調査を併用した。

ITシステムの急速な拡大、高度化に伴い、ITシステムで消費されるエネルギー(電力)が急激に増大しているため、それらの省エネルギー(省電力)化を図る取り組みを総称して「グリーンIT」と呼ぶ。本調査では、データセンターやサーバールームにこのようなソリューションを提供する市場を「グリーンIT:ファシリティソリューション市場」と定義している。ただし、サーバーやネットワーク機器等のITシステム・機器自体は含めていない。

調査結果のサマリーは以下のとおり。

◆2008年度において2,050億円の新規市場の創出
グリーンITの急激な進展により、データセンター、サーバールームのグリーンIT:ファシリティソリューション市場は、2008年度において2,050億円の新規市場を創出すると見込む。この1年でグリーンITの必要性が急激に高まり、ITシステムとファシリティ設備を融合したソリューションを提供する事業者が多く登場した。

◆ITシステムのアウトソーシング化、ブレード型サーバーの普及が市場を牽引
企業におけるITシステムのアウトソーシング化の進展等により、第2次データセンター構築ブームが到来している。また、ブレード型サーバーの急速な普及により、ITシステムの高密度化が進み、冷却システム・空調システムの高効率化が喫緊の課題となっている。データセンター、サーバールームの新築、改修・更新需要は、ファシリティのグリーンIT化を主体に増大している。

◆市場予測:2015年度には2,630億円の市場規模に拡大
今後、ITシステムにおいて仮想化、統合化が進んでもサーバー台数は増加し、効率的な電源システムや空調システムに対する需要は増大するため、グリーンIT:ファシリティソリューション市場は2015年度には2,630億円(2008年度比28.3%増)に拡大すると予測する。

調査結果の詳細は以下を参照。

グリーンIT:ファシリティソリューション事業の実態と戦略分析 2008
http://www.yano.co.jp/market_reports/C50301500

矢野経済研究所
http://www.yano.co.jp/

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