[事例ニュース]

早稲田大学、学内ネットワーク内の全コンピュータにマルウェア対策を導入

2008年11月20日(木)IT Leaders編集部

英国に本拠を置く法人向けセキュリティ&コントロールソリューション大手のソフォス日本法人は2008年11月19日、早稲田大学に対して、学内ネットワークに接続するすべてのコンピュータにインストールすることができるマルウェア対策ソリューションを提供したことを発表した。教職員や学生の個人PCを含め、70,000ユーザーを統括的に保護する本ソリューションの本格的な稼働は同年12月を予定している。

 早稲田大学では、サービス型ライセンスの導入により、学内ネットワークに接続するすべてのユーザーが信頼性のあるマルウェア対策ソリューションをインストールできる。研究室でコンピュータを購入した場合や、OSを入れ替えた場合、また、学生や訪問研究員が学内のネットワークにコンピュータを接続する場合なども、柔軟にインストールできる。さらに、統一したソフトウェアを使用することにより、ライセンス管理を含めた管理部門の運用負荷が大幅に軽減される。

 導入したソフォスのソリューションは、ウイルスやスパイウェア、トロイの木馬などの多様なマルウェアを確実に検知・ブロックする。また、未知のマルウェアに対しては、定義ファイルがリリースされる前であっても、そのマルウェアのコードが持つ機能やその振る舞いを識別することで、悪質な行為が実行される前に検知・駆除する。

 また、Windows、Linux、UNIX、Mac OS Xなど、さまざまなOSが混在する学内すべてのコンピュータを同一のソリューションで保護することが可能。学内ネットワークにアクセスされるすべてのコンピュータにソフォスのマルウェア対策ソリューションをインストールすることができ、コンピュータおよび個人情報、機密情報をセキュリティ攻撃から防御できる環境の構築を実現する。

 ウイルス対策ソリューションの特長は次のとおり。

(1) マルチプラットフォームに対応(Windows、Linux、UNIX、Mac OS X)
(2) 多様な脅威をブロック
 ウイルス、スパイウェア、ワーム、トロイの木馬などの脅威を高精度にブロック。Winny、Shareなど、セキュリティリスクの高いアプリケーション(PUA)をブロックする。
(3) 高精度、高効率のスキャン
 Decision Cachingにより高速スキャンを実現。マルウェア、PUA、管理対象アプリケーションのスキャンを同時に実行できる。マルウェア亜種や新種のマルウェアを早期検知、疑わしいプログラムを阻止する。
(4) 集中管理と自動アップデート
 組織内のアンチマルウェアを集中管理し、最新のマルウェア定義ファイルを自動アップデートする。
(5) 24時間365日のテクニカルサポートをライセンスに標準で提供
(6) SophosLabsが脅威対策を迅速に提供
 世界4拠点のラボが連携、24時間365日の脅威解析を実現する。
(7) セキュリティポリシーの施行、管理を容易に実現
 P2P、VoIP、インスタントメッセンジャー、ゲーム、仮想化アプリケーション、分散コンピューティングなど、セキュリティや生産性に影響を及ぼす可能性のあるアプリケーションのインストールや使用を、セキュリティポリシーで制御するなど、ユーザーやユーザーグループごとに、異なるポリシーを設定できる。

ソフォス
http://www.sophos.co.jp/

エンドポイント向けソリューション
http://www.sophos.co.jp/products/enterprise/endpoint/security-and-control/8.0/

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