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日本オラクル、異種アプリ統合基盤「Oracle Application Integration Architecture」を拡充

2008年12月17日(水)

日本オラクルは12月16日、オラクルのSOAに基づく異種アプリケーション統合基盤「アプリケーション統合アーキテクチャ」(以下Oracle AIA)の拡充を発表した。「Oracle AIA」を活用することで、企業はシステム統合作業の初期投資コスト、運用管理コストを削減することが可能となる。

「Oracle AIA」は、企業のSOA基盤を支える汎用的なビジネス・プラットフォームで、同社の包括的なミドルウェア製品群である「Oracle Fusion Middleware」を基盤としている。あらゆる企業システムの統合容易性と持続的な変化対応力を確保し、以下の3構成要素から成り立つ。

1)「Oracle Applications」の各業務プロセスを、事前に定義された業界標準のエンタープライズ・ビジネス・オブジェクトとエンタープライズ・ビジネス・サービスを使って統合する「プロセス統合パック」
2)他のアプリケーションベンダー製品や独自開発システムにも対応可能な「ファウンデーション・パック」
3)各業界特有のビジネス・プロセスを標準記述言語で図式化した参照モデル「業種別リファレンスモデル」

今回の拡充により、オラクルの業務アプリケーション製品群「Oracle Applications」のSOAによるプロセス統合を支援するパッケージ「プロセス統合パック」に、「Agile PLM」の製品デザイン業務プロセスから「Oracle E-Business Suite」の量産業務プロセスや、「Oracle CRM On Demand」の引合い業務プロセスから「Siebel CRM」の見積り業務プロセスの連携を可能にするものが追加され、全14種類となった。また、SOAによる企業システムを構築するフレームワークである「ファウンデーション・パック」の最新版が提供可能になった。

最新版「ファウンデーション・パック 2.2」では、事前定義済みエンタープライズ・ビジネス・オブジェクトとエンタープライズ・ビジネス・サービスの追加に加え、公益業界と保険業界向けの2種類の「Oracle AIA 業界向けファウンデーション・パック」を提供開始する。また、旧BEA製品をベースにしたアプリケーションサーバーである「Oracle WebLogic Server」へも対応した。

「保険業界向けファウンデーション・パック」は、保険証券業務に関わる保険金の請求および支払いや代位査定などの業界特有のビジネス・プロセス・モデルを事前に定義。これにより、保険会社における業務アプリケーションの統合、特に請求に対する支払処理を行い、請求予想額を確定し、未払債務を追跡するための請求と財務システムの間の統合が短期間で実現可能になる。

「公益業界向けファウンデーション・パック」は、課金から請求やメーターから入金など公益業界向けに合わせた業界特有のプロセス・モデルを定義。「公益業界向けファウンデーション・パック」を活用することで、公益業界における営業、マーケティング、保守サービス、コンタクトセンター、顧客向け電子請求、電子支払い、および電子サポート、メーター情報の管理、請求と集金、および財務会計などの業務プロセスを連携することが可能になる。

「Oracle WebLogic Server」への対応により、旧BEA製品の既存ユーザーは、「Oracle WebLogic Server」を基盤に「ファウンデーション・パック」を活用してSOAシステムの構築を実現することが可能。

日本オラクル
http://www.oracle.co.jp/

「Oracle AIA」概要
http://www.oracle.com/lang/jp/applications/oracle-application-integration-architecture.html

「Oracle AIA プロセス統合パック」概要
http://www.oracle.com/lang/jp/applications/process-integration-packs.html

「Oracle AIA ファウンデーション・パック」概要
http://www.oracle.com/lang/jp/applications/oracle-foundation-pack.html
 

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