[事例ニュース]

ニュースフラッシュ ユーザー事例編(2009年4月号)

2009年4月28日(火)

1カ月間に発表された主要なユーザー事例をご紹介する、ニュースフラッシュ ユーザー事例編。製造業や金融業、その他のユーザー企業の情報システム導入・構築事例から、12個の事例を取り上げた。

[その他] ICタグ

全日本空輸、航空機整備用ツールをICタグで管理

整備用ツール管理システムを稼働させた。無線器やフラッシュライトなど約2400個のツールや、整備士の名札にICタグを装着。ゲート型の読み取り装置を通過する際にICタグに記録した情報を読み取ってシステムに格納する。いつ誰が何を持ち出したかを自動で管理できる。UHF帯の電波を使って、5メートル程度離れた読み取り装置と通信できるICタグを採用した。 (2009/2/3)

[その他] SaaS/データ解析システム

パソナキャリア、SaaS型データ解析システムを導入

転職支援サービスの拡大と売上高向上が狙い。複数の社内システムに分散していた転職希望者の情報を新システムに統合して、転職希望者の登録数や“成功数”を、情報誌別などの切り口で解析。得られた結果を基に、より多くの登録者が見込める媒体に情報を掲載するといったプロモーションの最適化を図る。オムニチュアの「Omniture SiteCatalyst」を利用している。 (2009/2/3)

[その他] 部品管理システム

三洋電機サービス、補修部品管理システムを導入

サービジスティクスアジア製の補修部品管理ソフト「Servigistics Parts Management」の導入プロジェクトをスタートさせた。狙いは、製品販売後のアフターサービス業務の効率化と品質の向上。補修部品の需要計画や在庫計画、補充計画の精度を高めることで在庫の適正化を図る。具体的には、在庫の偏在や過剰在庫、欠品が発生するのを防止する。 (2009/2/4)

[金融業] セキュリティ

宮崎銀行、セキュアプリントシステムを稼働

情報セキュリティ対策強化の一環で、2009年1月に本格稼働を開始した。プリンタの出力内容を保存して、いつ誰が何を印刷したかを管理する。万が一情報漏えいが発生した場合に、漏えい元の特定作業などを迅速に進められる。抑止力効果により、印刷物を媒介とした個人情報の漏えいを未然に防ぐ効果も期待できる。スカイコムの「ザ関所」を用いて構築した。 (2009/2/10)

[その他] 人事管理システム

コスモ石油グループ、人事管理システムを刷新

異動に伴う人事情報の更新やシステム運用の効率を高めるのが目的。従来の人事システムは、ERPパッケージと複数のサブシステムで構成しており、保守性に課題があった。ワークスアプリケーションズの人事管理ソフト「COMPANY 人事・給与」と、ワークフロー管理ソフト「同Web Service」、就労管理ソフト「同就労・プロジェクト管理」の3製品を採用した。 (2009/2/17)

[製造業] ビジネスインテリジェンス

アシックス、販売分析などにBIを活用

販売状況の分析と物流の可視化に、サイベースのデータ分析ソフト「Sybase IQ」を用いている。2008年3月に同ソフトを導入した後、パフォーマンスの向上を図り、同年10月に「販売分析システム」と「物流みえる化システム」の2つを稼働させた。従来はデータウェアハウス・ソフトなどを使っていたが、業務処理が集中する月初にレスポンスが低下するという課題を抱えていた。 (2009/2/19)

[金融業] 業務システム

山陰合同銀行、販売支援システムを稼働

既存の営業支援システムと連携させ、顧客の属性や契約・残高情報などを画面に表示。投資信託や外貨、保険といった金融商品の販売業務を支援する。金融商品業務の担当者は、行内のカウンターで画面を見ながら顧客と対面し、ニーズに合った商品を説明・販売できる。日立製作所と京都銀行が共同開発した投資型商品販売支援システム「BS_Info/NV」を採用した。 (2009/2/19)

[製造業] エンタープライズサーチ

ニチレイ、社内文書検索ポータルを導入

Lotus Notesやファイルサーバーなど、複数のシステムに散在する文書やデータを一括検索できる体制を整えた。2009年1月、約100ユーザーが利用を始めた。今後、グループ内に約6000人いるユーザーに対象を広げていく。システムはウチダスペクトラムの「SMART/Insight」を採用。システム構築は、日立フーズ&ロジスティクスシステムズが担当した。 (2009/2/23)

[製造業] ビジネスインテリジェンス

中外製薬が5500万件以上の財務データを有効活用へ

ERPシステム上に蓄積した約3450万件に上る過去数年分の総勘定元帳データや、約2100万件の予算実績データを数十秒で集計し、財務報告書や経営層向けのレポートを迅速かつ正確に作成できるシステムを構築した。財務会計業務の効率化に加えて、データの一元管理による内部統制の強化に役立てていく。BIツールは、ウイングアーク テクノロジーズが販売する「Dr.Sum EA」を採用した。 (2009/2/23)

[その他] 業務システム

紀ノ国屋がPOSシステムを刷新

すでに、都内3店舗への展開を終えた。POS端末と自動釣銭機を連動させ、レジ操作を大幅に迅速化した。釣銭間違いが減少する効果も出ている。POS端末の画面はタッチパネルを採用しているため、入金キャンセルや両替といった操作が容易。このほか、領収書をレジで発行できる。POSシステムや端末や自動釣銭機などはすべてNEC製で、システム構築も同社が担当した。 (2009/2/23)

[金融業] ASP/キャッシュレス決済

かんぽ生命保険、保険料のキャッシュレス決済を開始

郵便局の渉外担当者やかんぽ生命保険の営業担当者に、モバイル決済端末を配布。この端末に顧客のデビットカードやクレジットカードを通すことで、初回保険料を収納する。これにより、現金の授受や領収証発行といった作業を削減できる。決済代行サービスには、野村総合研究所とパナソニック システムソリューションズ ジャパンが共同で提供する「BizMartCLIP」を利用。 (2009/2/27)

[金融業] アウトソーシング

三井生命保険、日本IBMとの合弁会社を解散

2009年3月に解散するのは、両社が2004年2月に設立した合弁会社であるNBCカスタマー・サービス。NBC社はこれまで5年にわたり、三井生命の保険事務を代行し、システムを有効活用した業務の効率化や品質向上に取り組んできた。三井生命は今後、保険事務を自社で実施していく。日本IBMとの協力関係は継続。ITや人材開発といった業務を引き続き委託するという。 (2009/2/27)

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