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東芝ソリューション、大容量XMLデータベースの最新バージョン「TX1 V3」を発売

2009年6月11日(木)

東芝ソリューションは、分散配置したXMLデータを並列検索することで、数十テラバイトクラスの大容量データでも高速に検索可能な拡張性の高いXMLデータベース「TX1 V3」を2009年6月10日から販売開始すると発表した。同社では同製品を、ドキュメント管理システムや部品管理システムなど、大容量のXMLデータを扱うシステムの中核商品として提案していくとのこと。

同社によれば、業務で発生するドキュメントや部品情報、顧客とのやり取りの記録といった非定型データは、企業情報の約8割を占めると言われている。柔軟なデータ構造を持つXMLはそうした非定型データの管理に優れているが、従来のXMLデータベースには、データの増大に伴い検索が遅くなるといった課題があり、データが増えてもアクセス性能を落さないスケーラビリティが求められていたという。

同社のTX1は、「スキーマ・アナライザ」(XMLデータからデータの階層構造を自動的に抽出して索引化)や「クエリ・オプティマイザ」(抽出した構造情報と語彙検索情報を統計的に分析して最適な問い合わせプランを生成)といった技術により、テラバイト級のXMLデータの高速検索を特長としているXMLデータベース。

最新版である今回のリリース「V3」では、新開発の分散並列検索技術「Distributed Parallel Search(DPS)」により、従来は難しかった数十テラバイトクラスの大容量XMLデータの高速処理が可能になっている。

DPSでは、検索や更新などを行うデータベースサーバーである「TX1サーバ」を複数管理する「TX1コーディネータ」を配置。TX1コーディネータから複数のTX1サーバへ、同時かつ並列に指示を出すことにより、分散したXMLデータベースの高速検索を実行できる。また、TX1コーディネータで既存のTX1データベースを統合し、データ統合の基盤として利用することも可能。

また、今回のTX1 V3では、従来バージョン(V2)と比べて、データベースサイズが最大40%縮小されたほか、データの登録や検索性能の高速化、基本性能の向上についても強化されているとのこと。

製品価格(税込み)は、「TX1 V3」の1CPUライセンスが472万5,000円、「TX1 V3 コーディネータ」の1CPUライセンスが630万円。また「TX1サーバ(2CPU)4台とTX1コーディネータ(1CPU)1台」でDPS構成を組んだ場合のTX1ライセンス価格(税込み)は、4,410万円となる。

TX1は2005年の発売以来、テレビ番組管理システムや特許検索システムなどに適用されてきたほか、保守販売情報統合システムや自治体の防災情報共有システムなど、データ統合基盤としても活用されている。同社では、今回のTX1 V3の発売により、さらに大容量のXMLデータを扱う企業情報管理システムの基盤として販売していく。


東芝ソリューション
http://www.toshiba-sol.co.jp/index_j.htm

 

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