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日立とマイクロソフト、仮想化システム運用管理分野での協業合意を発表

2009年6月16日(火)

日立製作所(以下、日立)とマイクロソフトは2009年6月15日、仮想化環境の運用管理分野における協業について基本合意したと発表。両社は、日立の統合システム運用管理「JP1」と、マイクロソフトの「Microsoft System Center」の連携を進め、企業のITシステムで拡大する物理サーバーと仮想マシンの混在環境において、システム安定稼働とリソースの有効活用の実現を図る。また、協業の一環として、年内に仮想化システム運用管理製品「System Center Virtual Machine Manager」の技術を活用した製品化を目指す。

日立は1994年に、統合システム運用管理「JP1」の提供を開始。以来「JP1」は、業務運用の自動化、ITコンプライアンスへの対応、システム運用の統合的管理など、さまざまな側面から企業における高信頼かつ高効率なシステム運用を支援してきた。最新バージョンである「JP1 Version 9」では、新たにエージェントレス監視を採用し、業務のサービスレベルを落とすことなくITリソースの有効活用を実現。これにより、現在稼働中の業務サーバーに手を加えることなく、サーバー集約前後でのITリソースの使用状況を正確に把握できる。また、高集約化された環境における業務の自動運用では、業務の進捗度をリアルタイムに把握し、業務の終了予定時刻を予測することで業務の優先度に応じた対処が可能にする。

「Microsoft System Center」は、セキュアかつ管理者への負担の少ない自己管理型の動的システムを提供するためにマイクロソフトおよびそのパートナーが進めているDynamic IT構想の実現支援をする製品ファミリー名である。「System Center」はオペレーティングシステム、アプリケーション、および複合型のサービスとワークフローの内部から依存関係を評価し、ビジネスプロセスのパフォーマンスを最適化することで、開発、運用、およびIT間のギャップを埋める。また、これらのソリューションは物理環境と仮想環境の総合的な管理を提供するため、効率が向上し、適切な制御が可能。マイクロソフト製品以外の管理ツールとも相互運用できるため、既存の投資を最大限に活用して、信頼性の高いIT基盤の構築を実現する。

今回の協業への具体的な合意内容は次のとおり。

1. 製品連携および仮想化システム運用管理製品の共同開発
「JP1」の企業向け運用管理製品としての豊富な機能および導入実績と、「System Center」の仮想化環境におけるシステム管理の技術をそれぞれの製品に反映するため、技術情報の交換や共同の事前検証などを行う。
また、仮想化を含む企業のITインフラを統合的に管理するための仮想マシンの作成・運用や、物理サーバーと仮想マシンのリソースや稼働状況の監視、および監視結果を踏まえた仮想マシンの物理サーバーへの適切な配備などの機能について、共同で仮想化システム運用管理製品「System Center Virtual Machine Manager」の技術を活用し、年内の製品化を目指す。

2. 共同販売・マーケティングの実施
両社は、仮想化を含む統合運用管理ビジネスの展開に向け、共同開発する製品の販売体制の準備、共同セミナーなどの共同マーケティング施策の取り組みを推進する。


JP1
http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/soft1/jp1/

Microsoft System Center
http://www.microsoft.com/japan/systemcenter/default.mspx

日立製作所
http://www.hitachi.co.jp/

マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/

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