[事例ニュース]

ニュースフラッシュ ユーザー事例編(2009年9月号)

2009年8月31日(月)

1カ月間に発表された主要なユーザー事例を紹介する、ニュースフラッシュ ユーザー事例編。製造業や金融業、その他のユーザー企業の情報システム導入・構築事例から、12個の事例を取り上げた。

マーケティング [製造業]

ドクターシーラボ、Web行動分析システム導入

化粧品などを販売する同社のECサイトに導入した。Web広告やメールマガジンなど、複数の媒体による広告効果を詳細に把握するのが狙い。これまでもアクセス解析ツールなどを導入していたが、性別や年齢層別の売上高といったキメの細かい分析は困難だった。システムにはアクティブコアの行動ターゲティング分析サービス「ac cruiser」を採用した。 (2009/7/7)

シンクライアント [金融業]

損害保険ジャパン、シンクライアントシステム導入

保険サービスの基盤システムを開発する国内や中国の拠点に導入した。日立製作所のシンクライアントシステム「セキュアクライアントソリューション 統合型」を採用。開発者のシンクライアントからデータセンター内のサーバー上に用意したクライアント環境にアクセスする仕組み。各拠点にクライアント管理者を置く必要がなくなるなど、管理コストを大幅に低減できたという。 (2009/7/9)

資産管理 [その他]

中部電力、通信機器の契約管理システム構築

社内の各部署で利用しているIP電話や携帯電話など3万9000台ある電話機器の契約や支払処理を一元管理する。これまでは社内の各部署の担当者が手作業で処理していたが、機器の多様化に伴って契約内容が複雑になり、担当者の負荷が高まっていた。システムは日本ユニシスの「通信契約総合管理システム」を採用し、日本ユニシスと中電シーティーアイが共同で構築した。 (2009/7/13)

業種システム [その他]

東急ホテルズ、フロント業務効率化

同社が運営する「ホテル東急ビズフォート那覇」など3ホテルに、NECと日本NCRが共同開発した「セルフチェックイン・チェックアウトシステム」を導入した。宿泊者が自ら専用端末を操作して宿泊料を支払う。朝に集中するチェックアウト時の待ち時間を大幅に短縮する効果などを期待している。宿泊者の利用履歴から嗜好に見合う情報を端末の画面に表示するといった応用も検討中。 (2009/7/14)

IT子会社 [その他]

富士通がオートバックスセブンのIT子会社を買収

オートバックスグループのシステム構築を担うオートバックスシステムソリューションを、富士通が買収することで合意した。人材育成やシステム投資の効率化について共同で検討し、業務およびITのノウハウも共有する。買収後の出資比率は富士通85.1%、オートバックスセブン14.9%。09年9月までに株式取得に関する正式契約を締結し、同年10月に買収を完了する予定。 (2009/7/15)

伝票入力 [製造業]

小松製作所、経理伝票入力システム刷新

「Kalmia」と呼ぶ経理伝票入力システムを構築し、09年7月に稼働させた。新システムでは不正な入力内容を自動的にチェックして警告を出すなど、入力補助機能を充実させた。基幹系の「SAP ERP」と連携させる仕組みも見直し、従来30秒〜1分かかっていた処理時間を6秒以内に短縮した。システムはイーシー・ワンがJavaを利用して構築した。 (2009/7/21)

SaaS/顧客関係管理(CRM) [製造業]

ヤンマーが顧客情報管理システムを刷新

国内外の販売代理店向けのシステムを刷新した。従来の自社開発システムは、顧客からの問い合わせの増加によりレスポンスが低下しており、システム刷新が急務になっていた。セールスフォース・ドットコムがSaaS形式で提供するCRMアプリケーション「Salesforce CRM」などを採用。08年9月に採用を決定してから、カスタマイズを含め30日で導入を完了した。 (2009/7/22)

データベース [その他]

小田急百貨店が商品勘定システムを刷新

メインフレームで運用していたシステムをオープン系に移行した。富士通ビー・エス・シーのオンメモリーデータベース「Oh-Pa 1/3 Data Server」などを採用して、データ処理の高速化を図った。50万件を超える前日の売上明細データから、4分で帳票を出力できるようになった。システムは富士通と富士通システムソリューションズが共同で構築した。 (2009/7/27)

サービス指向アーキテクチャ(SOA) [金融業]

東京証券取引所、情報系システムを刷新へ

協和エクシオとシステム刷新の契約を締結し、現在、刷新プロジェクトを推進している。証券市場の激しい変化に即応できる体制を整えるため、SOAの考え方に基づいたシステム構築を目指す。同社は08年度を1年目とする中期経営計画の達成に向け、取引所の運営にITを積極的に活用する「東証ITマスタープラン」を策定しており、今回のシステム刷新はその一環である。 (2009/7/27)

セキュリティ [その他]

ファミリーマート、PCの情報漏洩防止システム導入

内部統制の強化を目的に、本社と各事務所にある約3500台のPCに導入した。PCの操作ログ管理や不正なアプリケーションの起動を防止する機能を備え、PCからの情報漏洩を防ぐ。ハミングヘッズの情報漏洩防止ソフト「セキュリティプラットフォーム(SeP)」を採用。PCへのSePの導入と更新を自動化する「インテリジェンスプラットフォーム(InP)」も併せて導入した。 (2009/7/27)

データベース [その他]

日本航空、国内線運賃・空席検索システム刷新

Webサイト上の予約機能を刷新した。利用者が画面に運賃と搭乗希望日を入力すると、最安の運賃を提示する。2000年の法改正で国内線運賃が自由化されて以降、運賃体系が複雑化して最安値の検索に時間がかかっていた。検索対象データをメモリー上にキャッシュしておく日本オラクルの「Oracle TimesTen In-Memory Database」などを使い、ミリ秒単位での検索を実現した。 (2009/7/29)

アウトソーシング [製造業]

JVC・ケンウッドHD、基幹系の運用を外部委託

日本IBMと基幹系システムのアウトソーシング契約を結んだ。契約期間は2009年4月から2015年3月までの6年間、契約金額は26億円。埼玉と東京の2カ所のデータセンターに分散した機器を、千葉県幕張にある日本IBMのデータセンターに移転・集約。プロセサなどのメインフレーム資源を論理分割して必要な分だけ使う「シェアード・ホスティング・サービス」の形態で利用する。 (2009/7/31)

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