[技術解説]

システム構成は2次元から3次元へ進化―クラウドの「中身」を知る—Part3

2009年9月14日(月)

クラウド構築の勘所 本パートでは、仮想化技術を活用してIT資源をクラウド化する具体的なテクニックを、プライベートクラウドの構築を例に解説する。クラウドの基本構成を知るにも役立つはずだ。

クラウドの利点は分かるが、外部のデータセンターに自社のデータを預けるのはどうも不安だ─。そう話すユーザー企業は多い。

そこで注目を集めているのが、ユーザー企業が自社のデータセンターでクラウド環境を構築・運用する「プライベートクラウド」である。本パートでは、プライベートクラウドの構築法を5つのステップに分けて述べていく。世に数多く登場してきたクラウドサービスの実体を理解する上でも参考になるはずだ。

Step01
仮想化ソフトをインストールする

図3-1 VMを生成するラック構成
図3-1 VMを生成するラック構成

社内でのクラウド環境の構築は、VM(Virtual Machine:仮想マシン)を稼働させる環境を準備することから始まる。そのための最低限のシステム構成は、複数のPCサーバーとストレージ、L2スイッチとFC(Fibre Channel:ファイバチャネル)スイッチである。今回は、9台のPCサーバーを使用する場合を想定する。仮想化ソフトとしてVMwareを使うことにする(図3-1)。

それぞれのPCサーバーには、4コアのx86 CPUを2個と、32ギガバイト以上のメモリーを搭載しておく。ネットワークカードは1ギガビット対応でもよいが、将来の拡張性を考えれば10ギガビット対応のものを用意したい。さらに、SAN(Storage Area Network:ストレージエリアネットワーク)ストレージにアクセスするためのFCボードを搭載する。こちらは、4ギガビット/秒のデータ転送速度を推奨したい。

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