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NEC、最短2週間でのシステム構築を可能とする仮想PC型シンクライアントシステムを発売

2009年9月5日(土)IT Leaders編集部

NECは2009年9月4日、仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter(バーチャルピイシイセンター)」をBCP向けに強化し、本日より販売活動を開始すると発表した。これは、新型インフルエンザの流行に伴い、BCPの一環として、自宅にいながらセキュアな環境で日常と同様の業務を可能とするシンクライアントシステムを、より短期間・低コストで導入したいというニーズが急速に高まっているため。

今回の強化ポイントは、以下のとおり。

  1. 在宅勤務に最小限必要な環境をパック化し、最短2週間でのシステム構築を可能とする「シンクライアント パンデミック対策パッケージ」を発売
    「VirtualPCCenter」とVPN仮想アプライアンス「SecureBranch VM-Edition」で実現するシンクライアントリモートアクセスソリューションと、仮想PC型シンクライアントシステムの豊富な導入実績をもとに、在宅勤務に最小限必要となるハードウェア・ソフトウェア・SIをパック化し、「シンクライアント パンデミック対策パッケージ」という名称で発売する。これにより、最短2週間でのシステム構築が可能になり、パンデミック対策など早急にシステム導入を求めるお客様にも短期間でシンクライアントシステムを提供する。

    シンクライアント パンデミック対策パッケージ(50ユーザ)の構成は以下のとおりで、価格は555万円(税別)より。

    構成品:
    ・VirtualPCCenter仮想PCサーバ(Express5800シリーズ)×1台
    ・VirtualPCCenter管理サーバ(Express5800シリーズ)×1台
    ・VirtualPCCenterソフトウェア(仮想PCライセンス50台含む)×1
    ※クライアントOSライセンスは含まず
    ・仮想化基盤ソフトウェア(VMware vSphere4)×1
    ・VPN仮想アプライアンスSecureBranch VM-Edition 500×1
    ・シンクライアント端末(US40a)×5台
    ・SI(VirtualPCCenterサーバ・VPNサーバ構築)※端末設定は含まず 
  2. 既存PCを有効活用するシンクライアント化ソフトウェアを発売
    HDD/SSDへのデータ書き込みを禁止し、通常のPCをシンクライアント端末化するソフトウェア「ライトフィルタ」を2009年9月16日より新たに発売。
    さらに、自宅や出張先でのPC利用を想定し、USBメモリやCD-ROMからPCを起動し、既存PCをシンクライアント端末として利用可能にするソフトウェア「SigmaSystemCenter ソフトウェア シンターミナル 2.2」を機能強化(注2)し、2009年10月30日より発売する。
    これらのソフトウェアを導入することで、パンデミックなどの緊急事態発生時にも、既存のPCを活かして早急にシンクライアント環境が導入できる。

    発売されるシンクライアント化ソフトウェアは「ライトフィルタ ver.1.0」が18万8,000円より(税別、10ユーザ)、「SigmaSystemCenterソフトウェア シンターミナル ver.2.2」CD-ROM版が1万5,000円より(税別)、USB-ROM版が1万9,800円より。
  3. 導入規模に応じて仮想化基盤を自由に選択可能なシンクライアントシステムを提供
    仮想PC型シンクライアントシステム「VirtualPCCenter」の構成品である仮想化基盤ソフトウェア(VMware vSphere4など)を細分化し、導入規模に応じた適切な仮想化基盤を提供する。これにより、新型インフルエンザ等への対策を検討するさまざまな規模のユーザーに最適な仮想PC型シンクライアントシステムの提供が可能になる。

NEC
http://www.nec.co.jp/

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NEC / シンクライアント / BCP/DR / パンデミック

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