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NEC、東北学院大学に大規模シンクライアントシステムを構築したと発表

2009年9月25日(金)

日本電気(以下、NEC)は2009年9月24日、東北学院大学の多賀城情報処理センター、および泉情報処理センターに大規模シンクライアントシステムを納入したと発表した。東北学院大学は、学生数約1万3000名を有する東北最大の私立大学であり、土樋、多賀城、泉の各キャンパスに情報処理センターを設置して、先進的な情報処理教育を実践している。今回の多賀城、泉情報処理センターのシステム更新にあたり、NECは両センターそれぞれの教育と研究の特色に合わせたさまざまな要望に対応する提案を行い、システム納入を実現した。

本システムは、運用管理負担の軽減、信頼性の向上、およびセキュリティ強化などを実現した先進の教育支援システムになっている。多賀城情報処理センターのシステムは、主に工学部の教育と研究に、泉情報処理センターのシステムは、主に文学部・経済学部・経営学部・法学部・教養学部の教育と研究に利用される。

本システムの主な特長は、次のとおり。

  1. シンクライアント化による運用管理負荷の軽減
    NECは、両センター合わせて約600台の端末で構成されたネットブート型のシンクライアントシステムを構築。クライアントのディスクイメージをサーバ上で一元管理するため、ディスクイメージのOSおよびアプリケーションを更新するだけで、速やかに全端末に反映させることができる。加えて同社独自のシンクライアント管理機能を導入することによってクライアントイメージ更新も自動化し、従来と比較しシステム管理者の運用負担を大幅に削減した。
    クライアントは、業界トップレベルの省電力性を実現した同社「Express5800/51Ma」を使用。22db以下の静音性と、手のひらに収まる省スペース性を両立させている。
    サーバは、データセンター向けに開発された高信頼性、省電力性に優れた同社「Express5800/iモデル」約60台を使用。シンクライアントシステム管理に加え、各種ネットワークサービス、授業支援、eラーニングの提供などを行う。
    ファイルサーバは、同社大容量ハイエンドNASストレージシステム「iStorage NV7400」を使用。大量のデータを集中管理するとともに、10Gbps(ギガビット/秒)の高速インタフェースで基幹スイッチに接続し、授業中の一斉アクセスにも対応している。
     
  2. 冗長化によるサービス停止の回避
    サービス毎にサーバを複数配置し、負荷分散および二重化構成をとることによって万が一のトラブル発生時にも、授業に影響を与えないように配慮した設計を採用。ネットワークも、電源、制御部などを冗長化した。サーバ冗長化ソフトウェアは、同社「CLUSTER PRO X」を採用。冗長化構成をとることが困難なアプリケーションに関しても、障害発生時に運用系サーバを待機系サーバに自動切換を行うことができる。
     
  3. 高速ネットワーク接続
    ネットワークスイッチに、高速スイッチング能力と多様な認証機能を有する同社「UNIVERGE IP8800シリーズ」を使用。これにより、端末を含めてすべてギガビットイーサネット環境を構築し、さらに上位サーバとの接続帯域を2Gbpsから10Gbpsとすることで、多数の利用者からの同時アクセスがあっても、ボトルネックのないレスポンス環境を実現している。東北学院大学の3つの情報センター(土樋、多賀城、泉キャンパス)間で認証統合・キャンパス間連携を実現し、利用者がキャンパス間を移動した場合にも共通の利用環境を提供する。

NECは、今後も顧客の業務や利用環境に合わせたシンクライアントシステムを中核とする「クライアント統合ソリューション」の提供を目指すとしている。


ネットブート型シンクライアント
http://www.nec.co.jp/clsol/netboot.html

東北学院大学
http://www.tohoku-gakuin.ac.jp

NEC
http://www.nec.co.jp/

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