データマネジメント データマネジメント記事一覧へ

[技術解説]

データマネジメント最前線―EAに挑む Part 4

2009年12月22日(火)

データの全体統制に向け知識体系をまとめたDMBOK データマネージメント最新動向 EAの取り組みの延長線上に柔軟な情報システムを具現化する上で、ますます重要性が高まっているのがデータマネジメントである。最新動向として、米国を中心に注目を集め始めたDMBOKにフォーカスを当て、その内容を概説する。

データマネジメントに関する国際的な非営利団体であるDAMA(Data Management Association International)は2009年4月、「DAMA-DMBOK(Data Management Body of Knowledge)」と用語辞書「DAMA Dictionary of Data Management」を出版した。データマネジメントに関わる要素と標準的な考え方、そこでの基礎となる用語の定義を記したもので、全体で800ページにも及ぶ。プロジェクトマネジメントの領域で知られるPMBOK (Project Management Body of Knowledge、プロジェクトマネジメント知識体系)と同様に、データマネジメントに関する知識体系を取りまとめたものだ。

DMBOKの構成要素を図4-1に示した。データガバナンスを中心に、9つの要素が周りを取り囲んでいる。ガバナンスを確立するためには各要素が必要であり、各要素が実行されてガバナンスはさらに高まるという構図を表している。ここで各要素は相互関連は持ってはいるが、むしろデータガバナンスを達成するための独立要素と考えた方が理解しやすい。各要素について、以下に簡単に説明しよう。

DAMA-DMBOKのデータ管理要素
図 4-1 DAMA-DMBOKのデータ管理要素

■ データガバナンス:データ戦略の設定、データ戦略策定組織(役割)の設定、各要素の実行内容のチェックなど。データ資産について管理され、かつ共有化されるための実行内容

■ データアーキテクチャ管理:エンタープライズデータモデル(※1)の開発保守、他のビジネスモデルとの整合性の確保、DWH(データウエアハウス)/BI(ビジネスインテリジェンス)のアーキテクチャの定義と保守、ビジネス用語の定義と保守、テクノロジーアーキテクチャの定義と保守

この記事の続きをお読みいただくには、
会員登録(無料)が必要です
登録済みの方はこちら

IT Leaders 雑誌版、電子版をご購読の方、会員登録済みの方は下記ボタンよりログインして続きをお読みください

初めての方はこちら

IT Leaders 会員になると
会員限定公開の記事を読むことができます
IT Leadersのメルマガを購読できます

【次ページ】
  • 1
  • 2
関連記事

データマネジメント最前線―EAに挑む Part 4データの全体統制に向け知識体系をまとめたDMBOK データマネージメント最新動向 EAの取り組みの延長線上に柔軟な情報システムを具現化する上で、ますます重要性が高まっているのがデータマネジメントである。最新動向として、米国を中心に注目を集め始めたDMBOKにフォーカスを当て、その内容を概説する。

PAGE TOP