[新製品・サービス]

協働支援とアプライアンスに新版投入 日本IBMがクラウド関連製品を強化

2009年12月10日(木)

クラウドサービス IBM LotusLive Engage V1.0/IBM CloudBurst V1.2 日本IBM 日本IBMは2009年10月21日、コラボレーション機能をクラウドで提供する「IBM LotusLive Engage V1.0」を発表。続く11月5日にはプライベートクラウド向けのアプライアンス「IBM CloudBurst V1.2」を発表した。クラウド関連製品の機能強化を推し進め、ユーザーの拡大を図る。

クラウド活用で社外との共同作業を支援

Googleを筆頭に、メールやスケジュール管理、グループウェアなどをクラウドサービスとして提供するベンダーが増えている。短期間で利用開始できる、社内外を問わず利用できるなどの理由から、導入に前向きな姿勢を示すユーザー企業も少なくない。

こうしたニーズに合わせ、日本IBMもコラボレーション製品である「IBM LotusLive」ファミリーの拡充を進める。今回発表した「IBM LotusLive Engage V1.0」はソーシャルネットワーキングサービス(SNS)機能とWeb会議機能を備え、1人あたりの月額使用料が500円程度という低価格を売りにする。

LotusLive Engageは3つのサービスで構成する。ファイル共有やSNS機能を備える「IBM LotusLive Connections V1.0」、15人程度の小規模Web会議を実施できる「IBM LotusLive Meeting V8.2」、1000人程度の大規模Web会議機能とイベント管理機能を備える「IBM LotusLive Events V8.2」である。これらを活用することで、社内はもちろん、社外のビジネスパートナーとの共同作業環境を迅速に構築できる。ファイル共有機能により、業務に携わる関係者が必要な文書や変更履歴を外出先から確認できるほか、タスク管理機能により、プロジェクトの進捗状況を関係者全員で把握するといったことが可能だ。

価格(税別)は、Web会議に参加するユーザーが14名までの場合で年額7万9000円から。Connections、Meetings、Eventsは単独でも販売する。Connectionsはファイル配信者が1人の場合で年額1万6800円。MeetingsはWeb会議聴講者14名までの場合が年額6万7000円。EventsはWeb会議聴講者999名までの場合が年額13万5600円。

“プライベートクラウド”と銘打ったアプライアンス製品

「IBM CloudBurst V1.2」は、ハードウェアや仮想化ソフト、運用管理ソフト、導入支援サービスをセットにした製品。日本IBMはその名の通り、「プライベートクラウド向けの製品」と位置づけるが、むしろ仮想化サーバー・アプライアンス製品と考える方が実体に近いし、分かりやすい。「設置から利用開始まで数日しかかからない」のが、クラウド的なメリットだ。

構成要素は、ハードとしてサーバーブレードのBladeCenter HS22(Xeon5500番台×2)やSystem Storage DS3400 FCストレージ、ソフトは仮想化ソフトにVMware VirtualCenter 2.5/同ESXi 3.5 U4 hypervisor、OSはSuSE Linux 10、さらに仮想サーバーのイメージ作成やプロビジョニング、ITリソースの割り当てや管理を司るTivoli Service Automation Managerなどである。

日本IBMは「従来のCloudBurstは開発やテスト向け。V1.2では障害時のフェイル・オーバー機能を組み込み、可用性を高めた。実運用環境に利用できる」という。

搭載するブレード数や物理ディスク数の違いにより3モデルを用意する。ブレードが4台で物理ディスクが12台(物理容量は5.4TB)となるエントリーモデルの参考価格は3000万円。IBM Tivoli Service Automation Manager V7.2は単独でも販売し、価格(税別)は21万3300円。

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