[ザ・プロジェクト]

情報の蓄積から徹底活用へデータウエアハウスを再構築【住信SBIネット銀行】

2009年12月18日(金)

開業後3年目のネット専業銀行である住信SBIネット銀行。今、開業前に暫定的に構築したデータウエアハウス(DWH)の再構築とBI(ビジネスインテリジェンス)ツールの導入に取り組んでいる。口座開設までの顧客の行動履歴などすべてのデータを自在に分析可能にし、サービスを高度化するのが目標だ。 聞き手は本誌編集長・田口 潤 Photo:陶山 勉

木村 美礼 氏
木村 美礼 氏
住信SBIネット銀行システム第2部長
1999年9月、イートレード証券(現・SBI証券)に入社。システム企画・開発担当を経て、2006年4月にSBI住信ネット銀行設立準備調査会社(現・住信SBIネット銀行)に出向し、フロントシステムを中心にシステム開発プロジェクトをけん引している

木村 美礼 氏
河口 貴史 氏
住信SBIネット銀行企画部 マネージャー
2006年11月、住友信託銀行に入社して確定拠出年金業務を担当する。住信SBIネット銀行が事業拡大および業務効率化を推進するのに伴い、2009年6月に同社に出向。企画部にて業務の効率化のほか、データウエアハウスの強化に携わっている

─ データウエアハウス(DWH)の再構築に取り組んでいるそうですね。まずは、DWHを導入した経緯から聞かせてください。

木村: 当社は2007年9月に開業したネット専業銀行です。現在のDWHは、銀行の基幹業務を担う勘定系システムを開発するのと並行して導入しました。目的は、顧客の取引履歴データなどを、すべて保存・参照可能にすることでした。

─ 開業に先立ってDWHを用意した?

木村: ええ。実はデータを分析・活用するというより、コンプライアンス(法令順守)の観点で導入しました。法定帳票や経理関連の帳票作成に必要なデータを格納する「ハコ」としての意味合いが強かったんですよ(笑)。当時は、ともかく勘定系システムを計画通りに稼働させることが優先でした。それに比べればDWHの優先度は低く、何でもいいから用意しておく必要はある、といった位置づけでした。

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