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NRIセキュア、情報資産管理の「SecureCube / Labeling」でPDF対応など機能を強化

2010年6月19日(土)IT Leaders編集部

エヌ・アール・アイ・セキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)は2010年6月18日、電子ファイル形式の情報資産を重要度別に識別・整理するソフトウェア「SecureCube / Labeling」(セキュアキューブ・ラベリング)における、各バージョンの機能強化について発表した。

今回発表された機能の強化は、以下の3点からなる。

  1. Personal版では、PDFファイルに重要度のラベルを付与する機能「SecureCube / Labeling Personal for PDF」を、オプションとして提供開始する。
  2. サーバー向けのEnterprise版では、Active Directoryとの連携や管理者通知機能の追加などの機能を強化して販売開始する。
  3. 「SecureCube / Labeling」シリーズを他のソフトウェアで利用・開発することができるSDK(ソフトウェア開発キット)を、開発者向けに提供する。

具体的な内容は次のとおり。

1. 「SecureCube / Labeling Personal for PDF」の提供を開始
「SecureCube / Labeling Personal」(Personal版)は、Microsoft OfficeのWord、Excel、PowerPointなどのファイルを作成し、保存する時点で、そのファイルの重要度を「極秘」「関係者限」「社内限」「公開」など、機密区分(ラベル)の中から選択して付与することができる、情報資産管理のためのソフト。今回提供開始されたオプションにより、Microsoft Office文書に加え、PDFファイルもラベル付与の対象に加わり、それらのファイルを識別・整理できるようになる。

2. 「SecureCube / Labeling Enterprise」の機能強化
「SecureCube / Labeling Enterprise」(Enterprise版)は、Personal版を使って識別・整理した情報を収集し、統合的な資産管理台帳を作成するサーバー向けのソフトで、今回は以下の機能が強化された。

① Active Directory(以下、AD)との連携により操作ログが社内システムと連動
すでに社内で利用されているADとEnterprise版を連携させることで、情報資産管理台帳およびファイル操作ログのユーザーIDと、ADで用いる社員のIDを統合できる。また、ADで管理している組織情報をもとに、部署ごとの管理台帳を作成したり、管理者のアクセス権限を部署内のみにしたりすることが可能になる。

② 社内の電子ファイルへのラベル付与の促進
ラベルが付与されていないファイルが存在する場合や、重要情報(極秘、関係者限などのラベルが付与されたファイル)が規定のファイルサーバーのフォルダやPC以外のところに保存されている場合、管理者に通知。管理者は通知された情報を利用して、ラベル付与を促進したり、重要情報の散逸防止を促すことができる。

3. 「SecureCube / Labeling 」のSDKを提供
SDKの利用・導入によって、ツールが自動的にラベル付与作業を行うため、個々の電子ファイルに対しラベルを付与する作業がなくなり、ラベル付与を効率化できるようになる。SDKの提供を通して同社は、「SecureCube / Labeling」と他社の製品、ソリューションとの連携を推進していく。


「SecureCube / Labeling」製品サイト
http://www.nri-secure.co.jp/service/cube/labeling.html

「SecureCube / Labeling Personal」ダウンロードサイト
http://www.nri-secure.co.jp/service/cube/labeling_dl.html

「SecureCube / Labeling Enterprise」販売パートナー
http://www.nri-secure.co.jp/service/partner/index.html

NRIセキュアテクノロジーズ
http://www.nri-secure.co.jp/index.html

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NRIセキュアテクノロジーズ / 文書管理 / PDF

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