[事例ニュース]

ニュースフラッシュ ユーザー事例編(2010年9月号)

2010年8月30日(月)

1カ月間に発表された主要なユーザー事例を紹介する、ニュースフラッシュ ユーザー事例編。製造業や金融業、その他のユーザー企業の情報システム導入・構築事例から、12個の事例を取り上げた。

デスクトップ仮想化(VDI) [その他]

明治大学がVDI導入へ

2010年10月に理工学部の一部の教員や学生、約400人を対象に試験導入。今後は約3万人の学生に順次拡大する。PC環境の運用コストの削減が目的。サーバー上で稼働するデスクトップ環境にネットワーク経由でアクセスする仕組みで、米ノースカロライナ州立大学が開発したデスクトップ仮想化ソフト「Virtual Computing Lab」を採用。日立製作所が構築した。 (2010/7/15)

データウェアハウス(DWH)/情報分析 [金融業]

大分銀行、顧客データの分析基盤を刷新へ

新システムは2010年12月に稼働開始する。過去10年分の大量の顧客データを高速に分析することが目的。日本テラデータのDWHアプライアンス「Teradata Active Enterprise Data Warehouse 5555C」などを導入した。併せてSAS Institute Japanのマーケティング支援システム「SAS Marketing Automation」を導入し、顧客データ分析を基にキャンペーンの効率化を図る。 (2010/7/20)

顧客関係管理(CRM) [その他]

インターネット上のスーパーにメール配信を導入

生活協同組合連合会コープネット事業連合が、運営する「コープネットスーパー」の販売促進のために導入した。セール情報などを会員向けにメールで配信するシステムを構築。携帯電話向けにメールを配信すると、その直後から同ネットスーパーにアクセスする顧客が増えるといった効果がすでに出ているという。エイジアのメール配信システム「WEB CAS e-mail」を採用した。 (2010/7/21)

セキュリティ [金融業]

ゆうちょ銀行、ネットバンクのセキュリティ強化

同行のインターネットバンキング「ゆうちょダイレクト」が対象。PCに不正侵入の抜け穴を仕込むマルウェア(悪意のあるソフトウェア)である「トロイの木馬」を配布する悪質サイトの特定や、仮に被害が発生しても顧客の信用情報の回収などを実施し、利用者を保護する。RSAセキュリティのトロイの木馬対策サービス「RSA FraudAction Anti-Trojan Service」を採用した。 (2010/7/22)

業種システム [金融業]

住友生命保険が資産運用システムを社外DCで運用へ

同社が保有する資産運用システムを、NECが運用するデータセンター上で運用する。2011年9月から本格運用を開始。システム基盤の維持・運用コストの削減が狙い。同社は今回の施策により、5年間で見た場合の維持・運用コストを自社運用の場合に比べ約40%削減できると試算する。システムの開発や運用は、住友生命の情報システム子会社であるスミセイ情報システムが担う。 (2010/7/23)

データベース [金融業]

楽天証券がデータベースシステムを刷新

オンライン証券サービスを支える証券基幹系のシステム基盤を刷新した。システム障害が発生する可能性を抑えるため、システム基盤の信頼性確保が急務だった。システムは日本オラクルのデータベースアプライアンス「Oracle Exadata Version 2」やシステム運用管理ツール「Oracle Enterprise Manager」を採用し、新日鉄ソリューションズが構築した。 (2010/7/26)

データベース [その他]

山善が情報分析基盤を刷新

工作機械・住設機器などの卸を営む同社が、家庭機器部門のデータ分析システムを刷新した。1998年に構築した従来のシステムは、分析対象データに制限があったのに加え、データの抽出は基幹システムのオペレータに依頼しないとできないといった問題があった。2007年に刷新を決断、サイベースのデータベース「Sybase IQ」を導入し、2009年8月に本格稼働している。 (2010/7/27)

デスクトップ仮想化(VDI) [金融業]

太陽生命保険が中国拠点向けVDI構築

中国にあるシステム開発拠点が対象。シトリックス・システムズ・ジャパンのデスクトップ仮想化ソフト「XenDesktop」を採用し、従業員1人1台の仮想PCを構築した。日本IBMの「IBM Smart Business Desktop Cloud クライアント環境仮想化サービス」を利用し、太陽生命の情報システム子会社であるT&D情報システムと共同でシステムを構築した。2010年5月から稼働している。 (2010/7/28)

モバイル [金融業]

大和証券が自社サイトをスマートフォンで閲覧可能に

2010年7月に、携帯電話向けに作成した携帯サイトをスマートフォン向けに自動変換するシステムを導入した。自社のオンライントレーディングサイトが対象。スマートフォンでは携帯サイトが閲覧できないため、利用者は主にPC向けサイトを利用する。だがスマートフォンの小さな画面ではPC向けサイトを快適に閲覧できないという課題があった。システムはエムティーアイが構築した。 (2010/7/28)

セキュリティ [製造業]

ヤクルト本社が情報漏えい対策を強化

機密性の高い情報が多く発生する同社の研究開発部門から、情報セキュリティ対策強化の要望が強まっていたことがきっかけ。従来は情報システム部門が情報漏えい対策のマニュアルを作成していたが強制力がなく、システム構築が不可欠と判断した。ハミングヘッズの情報漏えい対策ソフト「セキュリティプラットフォームベーシック evolution /SV」を導入した。 (2010/8/6)

業種システム [製造業]

協和発酵キリンが研究開発支援システム導入

製薬の基礎実験を担う合成研究部門が対象。実験の手順や化合物の構造式などの実験情報を、システムに登録して共有可能にしたのが骨子。これまで同部門の研究者は、実験情報を手書きでノートに記載しており、研究内容や進捗状況の共有が困難になっていた。システムは、米ケンブリッジソフトの実験情報共有システム「E-Notebook Enterprise」をベースに富士通が開発した。 (2010/8/9)

情報共有 [その他]

日本通運が情報共有基盤を刷新

社内に複数存在していたグループウェアを統合した。情報の受発信経路を一元化することで、社内に迅速かつ確実に情報を伝達するのが狙い。営業支援システムなど他の既存システムとのシングルサインオン基盤を併せて構築し、利便性の向上も図る。ドリームアーツのグループウェア「INSUITE Enterprise」を採用し、東芝ソリューションがシステムを構築した。 (2010/8/11)

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