[新製品・サービス]

シスコとシトリックス、包括的デスクトップ仮想化ソリューションを提供

2010年9月11日(土)

米国シスコと米国シトリックス・システムズは現地時間で2010年9月8日、企業ユーザー向けに仮想デスクトップとアプリケーションを一体化したデスクトップ仮想化ソリューションを共同で提供することを発表した。シトリックスの「XenDesktop」と新しい「Cisco Desktop Virtualization Solution」を組み合わせたもので、シスコのCisco Unified Computing System(UCS)とシトリックスのFlexCastやHDXといったデスクトップ仮想化テクノロジが含まれている。

発表によれば、あらゆる規模の企業の顧客がデスクトップの仮想化に移行するにつれ、ソフトウェアやハードウェア、サポートを統合する、よりシンプルでスケーラブルなソリューションが求められており、両社が提供する新しいデスクトップ仮想化ソリューションは、このニーズに応える一体化ソリューションとなる。同ソリューションにより、顧客は以下のようなメリットを期待できるとのこと。

■メインストリームのデスクトップ仮想化導入を促進

  • 迅速なセットアップを可能にするサービス プロファイル:共有デスクトップや仮想デスクトップ インフラストラクチャ(VDI)ベースのデスクトップ向けにあらかじめ構成されたサービス プロファイルによって、シスコUCSへのXenDesktopのインストールや設定に要する時間を削減し、導入を簡素化。
  • 導入用の事前設定キット:Citrix XenDesktopユーザー向けの事前設定キットにより、導入にかかる時間を短縮する。スターターキットでは300台の仮想デスクトップから始めることができ、モジュラー方式の拡張キットによりデスクトップやユーザーの数を数千台の規模にまで拡張可能。
  • 相互運用性を確実にするシスコの検証済み設計:シスコとシトリックス、ネットアップの3社が共同で実施した「リファレンス デザイン アーキテクチャ」の利用が可能になる。このアーキテクチャには、検証済みストレージ プラットフォームとしてネットアップも採用されている。またこのアーキテクチャは、シスコとシトリックス共有の顧客を支援する、オープン エコシステム戦略を継続するもの。
  • 連携サポートサービス:サポート窓口を一元化し、連携したサポート サービスを提供。さらに、シスコとシトリックス両社のサービスチームが合同でクロストレーニングを行い、顧客に提供する。
  • 統合しやすいオープン アーキテクチャ:オープンな設計のため、既存のストレージやハイパーバイザを有効に活用可能。Citrix XenServerやVMware vSphereの設計はすでに検証済みで、マイクロソフトのHyper-Vも近い将来サポートする予定。

■Cisco UCSによるコスト削減

  • 高密度と高性能:Cisco UCSが提供するメモリ拡張テクノロジは、アプリケーションのパフォーマンスを落とすことなく、業界標準のメモリ構成を搭載した他社サーバー プラットフォームと比較して、サーバー当たりの仮想デスクトップ密度は最大60%上回る。
  • 1ユーザー当たりのデータセンター インフラコストを20%低減:Cisco UCSによるシステム当たりのユーザー密度と、ネットワーク コンピューティングと仮想化との緊密な統合によって、仮想デスクトップ1台当たりのインフラコストを20%低減することが可能。

 ■あらゆる場所のあらゆるデバイスをサポート

  • 一体化ソリューションによって、エンドユーザーはパソコン、Mac、ノートパソコン、シンクライアント、スマートフォン、タブレットPCなど、どのようなデバイスとの組み合わせでも、Citrix Receiverのソフトウェアクライアントを使用して、会社のデスクトップやアプリケーションにアクセスできる。
  • 両社が提供するWANサービスにより、企業の活動範囲は拡大され、ユーザーは各自の仮想デスクトップやアプリケーションに、オフィスや自宅、その他移動中のどのような場所からでもより安全にアクセス可能。 

■Citrix HDXによるユーザーエクスペリエンスの提供

  • 一体化ソリューションは、Citrix HDXテクノロジによる妥協のないユーザーエクスペリエンスを提供し、またユーザーによるカスタマイズも可能。シスコのエンタープライズ ネットワーキングとコンピューティングによって、ユーザーエクスペリエンスは、さらに強化される。

■Citrix FlexCastであらゆる企業ユーザーをサポート

  • 企業内でのさまざまな働き方に応じ、異なるタイプの仮想デスクトップやアプリケーションが必要になるが、シトリックスのXenDesktopで採用しているFlexCastテクノロジでは、各ユーザーがそれぞれの要件に合った仮想デスクトップやアプリケーションを選択できる。一体化されたソリューションには、マイクロソフトのApp-Vとの統合も含めたCitrix XenAppのすべての機能が含まれ、顧客は物理または仮想デスクトップにかかわらず、各種デバイスにWindowsのアプリケーションをオンデマンドサービスとして提供できるようになる。

■セキュリティの向上とコンプライアンスの簡素化

  • 企業はデスクトップ インフラストラクチャを中央に集中させることによって、セキュリティを向上させアクセス コントロールを強化できる。さらにVN-Linkのようなテクノロジにより、ネットワークと仮想デスクトップの可視化とコントロールを向上させることが可能。 統合されたCitrix SmartAuditorテクノロジは、この一体化ソリューションのすべての仮想セッションデータの統合性とコンプライアンス要件を強化する。


ニュースリリース(英語)
http://www.citrix.com/English/NE/news/news.asp?newsID=2303689

Citrix Systems, Inc.
http://www.citrix.com

シトリックス・システムズ・ジャパン
http://www.citrix.co.jp

 

関連記事

シスコとシトリックス、包括的デスクトップ仮想化ソリューションを提供米国シスコと米国シトリックス・システムズは現地時間で2010年9月8日、企業ユーザー向けに仮想デスクトップとアプリケーションを一体化したデスクトップ仮想化ソリューションを共同で提供することを発表した。シトリックスの「XenDesktop」と新しい「Cisco Desktop Virtualization Solution」を組み合わせたもので、シスコのCisco Unified Computing System(UCS)とシトリックスのFlexCastやHDXといったデスクトップ仮想化テクノロジが含まれている。

PAGE TOP