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デスクトップ仮想化導入の上流から運用までをカバー、シトリックスが導入支援サービスを体系化

2010年9月15日(水)

PCのデスクトップ環境そのものをサーバー上で仮想化した「仮想PC」を、ネットワーク経由で利用するデスクトップ仮想化の注目度が高まっている。一方、デスクトップ仮想化ではサーバーのサイジングなど、今までのクライアント環境の運用にはなかった課題もある。そうした状況に応え、シトリックス・システムズ・ジャパンが2010年9月14日に発表したのが、デスクトップ仮想化導入支援サービス「Citrix Consulting Service」だ。

Citrix Consulting Serviceは、同社のデスクトップ仮想化ソフトの「XenDesktop」や、サーバーやネットワーク、ストレージなどのシステムリソースの仮想化の導入に関する分析・アセスメントから設計、構築・テスト、ロールアウト、運用に関する14個のサービスで構成する。サービスのメニュー化は2010年2月に完了し、すでに数社の利用実績がある。

メニュー化後にもっとも好調なサービスは、大規模ユーザー企業やサービス事業社向けの「DaaS導入コンサルティングサービス」だという。これは、数十万台規模のクライアント端末数をカバーするVDIシステムの分析・アセスメントから設計までを実施するものだ。システムリソースの仮想化に加え、課金システムなどの構築を踏まえたシステム設計を担う。

DaaS導入コンサルティングサービスは、「元々DaaSサービスを展開したいサービス事業社向けのサービスとして用意していたが、グループを数多く抱えるユーザー企業の利用も進んでいる」(サービス本部の酒井 孝雄本部長)という。期間は約3カ月。構築移行の作業は別サービスとして実施する。

社内の部署単位など、比較的小規模な組織向けのVDIの分析・アセスメントからロールアウトまで実施する「デスクトップ仮想化導入コンサルティングフルライフサイクル プロジェクト」も好調だという。製品の導入はシトリックスのスタッフが実施するが、製品ライセンスは同社の販売パートナーを通じてユーザー企業が購入する必要がある。

「仮想化関連の技術者はユーザー企業、システムインテグレータともにまだ不足している」(酒井本部長)という状況を受け、新たな認定資格試験も今年度中に導入する。新たに加えるのは、シトリックスのすべての主要仮想化製品の管理・運用者向けの「Citrix Certified Enterprise Engineer(CCEE) for Virtualization」と、シトリックスのすべての主要仮想化製品を使ったシステムを構築するアーキテクト向けの「Citrix Certified Integration Architect(CCIA) for Virtualization」の2つだ。いずれの資格の取得にも、従来から提供している個々のシトリックス製品の管理者向け資格「Citrix Certified Administrator(CCA)」の取得が必要になる。同社では現在、CCA資格者を1200名強抱える。「CCAの取得者や、これからCCAの取得を考えている人の10%をCCEE、5%をCCIAの取得に誘導したい」(酒井本部)考えだ。

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