[新製品・サービス]

NRIセキュア、クラウド利用の情報保存管理サービス「SecureCube / Secret Share」を提供開始

2010年10月13日(水)

NRIセキュアテクノロジーズ(NRIセキュア)は2010年10月12日、秘密分散技術を用いて情報を分散して複数のデータセンターに安全にデータを保存するクラウドを利用したサービス「SecureCube / Secret Share(セキュアキューブ シークレットシェア)」の提供を同日より開始すると発表した。

「SecureCube / Secret Share」は、秘密分散技術を用いて、データを細切れにして分散し、無意味な断片データにかえて(非重要情報化)、各断片を複数のデータセンターに分けて保存するサービス。同サービスを利用するユーザーは、個々のデータセンターと契約する必要がない。また、データは断片にさせる前に秘密分散処理されているため、断片データを紛失したとしても、元の情報が漏えいすることはなく、安全に機密情報を保存することが可能。

またユーザーは、同サービスで提供させる専用フォルダ(サービスフォルダ)にデータを保存するだけで、安全にデータ保存できる。さらに、データを開くには、サービスフォルダ内のファイルネームをクリックすると、瞬時に複数のデータセンターから断片データを集め、データを復元して表示する。

同サービスのの主な特長は以下のとおり。

  1. 情報を"非重要情報"化することで、情報漏えいリスクを大幅に低減
    秘密分散技術を使って、データを分散しているため、仮に断片データのうちの1つを読み出せたとしても、元データの一部であることすら類推不能。
  2. データセンターなどに障害が発生しても、データの復元が可能な災害対策機能
    断片データには冗長性を持たせているため、広域災害などで一部のデータセンターが稼働不能になったり、センターとの通信が途絶えたりしても、その他の地域のデータセンターに保存された断片データから、元ファイルを復元することができ、業務を支障なく継続できる。データバックアップ等の災害対策のための特別な投資やコストが不要となる。
  3. モバイルPCからも保存データの閲覧や更新が可能
    モバイルPCからも、同サービスを利用して保存データを閲覧・更新できる。モバイルPC内にデータは保存されないため、そのPCを紛失してもデータは漏えいしない。これにより、在宅勤務や外出・移動の多い社員のPC利用が安全に行える。
  4. 社内ファイルサーバーとしての利用で、システム管理者の負担軽減とコスト削減が可能
    特定のフォルダを複数のユーザーで共有できる機能を持っているため、社内のファイルサーバーとして利用できる。テープ装置のいらないリアルタイムバックアップ機能や、過去のある時点でのデータ復元が容易にできる機能を標準装備しているため、自社で独自にファイルサーバーを構築・運用するのに比べ、システム管理者の運用業務が大幅に軽減でき、さらにコスト削減にもつながる。

同サービスは、専用のソフトウエアをクライアントPCにインストールして利用可能になるが、初期費用は無料。ユーザー1人あたり月額1,700円(税別)で、最大5GBまでの領域を自由に利用できる。容量が不足した場合には、1GBあたり150円の追加料金で拡張可能。

同社は、同サービスの開始後5年で、年間20億円の売上げを見込む。


NRIセキュアテクノロジーズ
http://www.nri-secure.co.jp/

 

 

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