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クラウド・文字コード・IPv6に注力、マイクロソフトが国内での研究開発方針を明らかに

2011年1月19日(水)

 マイクロソフトの国内における研究開発会社である、マイクロソフト ディベロップメント。同社の代表取締役社長であり、マイクロソフトの最高技術責任者を務める加治佐 俊一氏が2011年1月17日、2011年に同社が注力する研究開発テーマを披露した。

 注力するテーマとして加治佐氏が挙げたのは、(1)クラウド、(2)文字コード、(3)IPv6への移行、の3つだ。

 (1)クラウドは、主に教育、行政、医療、スマートグリッド、農業の5分野への応用技術の開発を進める。特に教育、行政、医療の3分野については、クラウドによるデータ集約が大きな効果を挙げると強調。「共通のクラウド基盤上にデータを集約させることで、医療では個人の健康情報を一元管理するパーソナルヘルスレコード(PHR)の効率的な活用、行政では自治体間のシステム連携の推進、教育では指導ノウハウの共有といった効果が期待できる」(加治佐氏)。

 (2)文字コードは、意味が同じで形が異なる「異体字」の処理技術の開発に力を入れる。「芦」など、複数の異体字が1つの文字コードを共有する場合、環境によって表示される文字が異なるという課題があった。2010年12月6日には、マイクロソフトやアドビ システムズなどの6社で、異体字の処理技術「IVS(Ideographic Variation Sequence)」の普及促進を目的とした協議会「IVS技術促進協議会」を設立している。

 (3)IPv6への移行は、IPアドレスの割り振りを管理するIANA(Internet Assigned Numbers Authority)が配布できるIPv4アドレスが、「2011年2月にも底をつくことが予想される」(加治佐氏)ことから、スムーズにIPv6に移行するための支援技術の開発に注力する。

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