[新製品・サービス]

ビッグデータに含まれる新しい種類のデータを見極めよ

2011年7月22日(金)

CEO マイク・コーラー氏インタビュー/米テラデータ・コーポレーション (聞き手は本誌編集長 田口潤)

─オラクルやIBMなどの競合製品が増える中、業績が好調な要因は何か。

コーラー氏:まず企業が情報を活用することの重要性に気づき、BIやDWHへの投資を増やしていることが要因の1つだ。一方、ベンダーの買収や新規参入などにより業界の再編が進んでいる。こうした中でも、当社は長年に渡ってリーダーのポジションを堅持してきた自負がある。昨年投入した、時間の経過別にデータの変化を読み取る「テンポラル」や、新発表したSSD/HDDを混在する「Active EDW 6680」などの“業界初”にも果敢に挑戦し、地位をさらに強固にしてきている。

─オラクルの「Oracle Exadata」などに比べて割高という声をよく聞く。

コーラー氏:当社のコンセプトである「EDW」は、部門ごとに運用するDWHを集約してデータを一元管理する。競合製品とはそもそも規模感が異なる。EDWにより各部門がDWHを構築する必要がなくなることから、運用費を削減する効果も見込める。

─ビッグデータと呼ぶ大量の非構造化データを活用するメリットが分かりにくい。どう付き合えばいいのか。

コーラー氏:ビッグデータは必ずしも非構造化データではない。構造化データも含まれており、当社では多構造化データと呼ぶ。企業はどんな種類のデータが含まれるのかに細心の注意を払うべきだ。例えばモバイルやセンサーなどが新しいデータを生成している。これらが自社にどんな価値をもたらすのかを模索する必要があるだろう。

─ビッグデータに対する戦略は。

コーラー氏:既存のDWHは必ずしもビッグデータに向いているわけではない。そこで4月、Aster Data Systemsを買収した。ビッグデータの分析技術に強みを持つベンダーだ。3月にはマーケティングソフトベンダーであるAprimoも買収しており、これらの技術力を用いて製品を強化していく。

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