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メインフレームとDWHアプライアンスを連携、データ分析を高速化するソフトを日本IBMが発表

2011年11月9日(水)

日本IBMは2011年11月8日、DB2を使った基幹業務システムのデータ分析処理を高速化するソフトウェア「IBM DB2 Analytics Accelerator for z/OS V2.1(IDAA)」を発表した。11月25日から出荷を開始する。

IDAAの実体は、z/OSを搭載するメインフレーム「IBM zEnterprise System」とデータウェアハウス(DWH)アプライアンス「IBM System Netezza 1000」を連携させるソフトウェア。z/OSが処理するDB2のワークロードのうち、情報分析系をNetezzaに引き渡すことで全体のスループットを向上させる。

機能は大きく2つある。1つは、z/OS上で稼働するDB2のデータを正副2本の10Gbpsイーサネット経由でNetezzaにリアルタイムで同期させること。もう1つは、DB2に対して寄せられるクエリーを常時監視し、内容に応じて処理をDB2エンジンとNetezzaに振り分けることだ。

オープン系システムでは、データベース処理の一部をNetezzaに肩代わりさせる仕組みをスクラッチで構築する事例が存在していた。IDAAは、その仕組みをメインフレーム向けソフトウェアとして提供する形だ。海外の検証事例では数十~数千秒かかるバッチ処理が数秒レベルに短縮できたという。

「アプリケーションの構成を変えることなくIDAAを追加するだけでパフォーマンスが向上する。金融系の顧客は一様に関心を示している」(日本IBM システム製品事業 エバンジェリスト )。

利用にあたっては、IDAAをz/OSにインストールするとともに、Netezzaアプライアンスを別途用意する必要がある。IDAAのライセンス料は、Netezza側で分散処理を担当するスニペッドブレード1枚あたり560万円(税別)から。

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