[事例ニュース]

ニュースフラッシュ ユーザー事例編(2011年12月号)

2011年11月30日(水)

1カ月間に発表された主要なユーザー事例を紹介する、ニュースフラッシュ ユーザー事例編。製造業や金融業、その他のユーザー企業の情報システム導入・構築事例から、12個の事例を取り上げた。

クラウド/情報共有

アイベックスエアラインズ、クラウドで情報共有

大手航空会社が敬遠する地方路線を小型ジェット機で結ぶ同社。2000年8月の設立以来、事業規模が拡大しており、今後の人員増強などを見据えて情報共有システムの構築に踏み切った。ドリーム・アーツのグループウェア「INSUITE」を利用し、その基盤には「Amazon Web Services」を選択。管理ソフトウェアには「RightScale」を導入した。 (2011/11/8)

音声流通システム

DHLサプライチェーン、声による仕分けシステムを導入

物流サービスを手がける中で、商品の動きが激しいファッション・アパレル業界向けの出荷体制強化が課題だった。従来のハンディターミナルに代えて、音声認識技術をベースに仕分け作業を効率化するヴォコレクト ジャパンの「Vocollect Voice」を導入。時間あたりの出荷処理件数を3カ月間で25%向上させた。業務プロセスの見直しや動作分析なども並行して実施している。 (2011/11/7)

ストレージ

ジャパネットたかた、統合ストレージ基盤を整備

2001年のテレビ放映開始以降、システムで扱うデータが年率15%で増加。低下しつつあるパフォーマンスを改善するため、基幹系/情報系システムの双方から利用できる統合ストレージ基盤を刷新した。バックアップ処理時間を1/6、販売実績の集計処理時間を1/10に短縮できたとしている。製品は「IBM Storwize V7000」を採用。2011年8月から利用を開始している。 (2011/10/31)

ERP/ストレージ

オイレス工業グループ、SAPの稼働環境を刷新

SAP ERPを経営基盤にグローバル展開を進めるに当たり、24時間365日の運用体制整備が急務だった。従来はデータのバックアップに伴うシステム停止が不可欠だったため、サーバーやストレージなどプラットフォーム全般を見直すことを決定。主要な構成要素として、ヴイエムウェアのサーバー仮想化ソフトと、NetApp FAS3000シリーズを採用している。 (2011/10/27)

BI

無印良品、本社と国内268店舗にBIツールを導入

国内全店舗の営業実績データを効率よく収集し、分析結果を全社で共有する体制を整えた。以前は各拠点からExcelにまとめたデータを受け取って集計していたため、手間と時間がかかっていた。経営管理部門で利用実績のあったアルテアエンジニアリングの「HiQube」を採用。年次報告書の作成を例にとれば、かつては1カ月を要した作業が1日で完了できるようになった。 (2011/10/24)

事業継続計画

東証、クラウドでバックアップシステムを構築

BCP(事業継続計画)の一環として、遠隔地にデータをバックアップする環境を整備した。今後、データ量が増加することが想定されることから、システムを柔軟に拡張できることを重視しクラウドの利用を決断。インターネットイニシアティブの「IIJ GIOサービス」を採用した。要件定義から運用開始までに要した期間は約2カ月。2011年8月より運用を開始している。 (2011/10/20)

ロードバランサー

DMM、サービスの柔軟性確保にロードバランサー刷新

インターネット上での動画配信や、DVDの販売・レンタルを手がける同社。会員数の急激な増加にも耐え得るサイト運営が生命線となるが、過剰な投資は避けたいというニーズがあった。全体最適を図る上で、ロードバランサーの見直しを検討。コストパフォーマンスとユーザーインタフェースを評価し、A10ネットワークスの「AXシリーズ」を採用した。 (2011/10/18)

データウェアハウス・BI

三菱重工、基幹システムのデータをDWHに統合

複数の基幹システムが持つ合計3TBものデータを、単一のDWHに集約する仕組みを構築した。業務部門が、設計情報などをセルフサービスで取り出せるようにするのが狙い。従来は、情報システム部門が申請に基づいてデータを抽出し提供していたが、作業負荷が大きく迅速な対応が難しかった。富士通版の「Microsoft SQL Server Fast Track Data Warehouse」を採用した。 (2011/10/18)

デジタルサイネージ

ユニクロ、グローバル旗艦店にデジタルサイネージ

世界各国の店舗でデジタルサイネージを運用しており、米国の旗艦店となるニューヨーク5番街店でも10月14日の店舗オープンと同時に運用を開始した。サイネージ機器と配信コンテンツの管理、広告効果測定などは日本国内のユニクロのDC上に構築したプライベートクラウド上で一元的に行う。ハードウェア、システムの導入、運用ともにNECが担当している。 (2011/10/17)

スマートデバイス

三井住友海上、スレートPCでの契約手続きを開始

保険料の見積もりや契約内容の確認、契約時の署名など契約に関わる一連の手続きをスレートPC上で完結させ、顧客の負担軽減を図る。対象は自動車保険と火災保険。既存資産との親和性やセキュリティなどを評価基準とした結果、Windows 7を搭載するスレートPCの採用に至った。 11月上旬より使用を開始。各代理店への利用を推奨する。 (2011/10/11)

ストレージ

大林組、DRサイトを仮想ストレージで再構築

2009年からITコスト削減と運用管理の効率化を目的としたサーバーの仮想化プロジェクトを推進。本番環境への適用が完了したため、DRサイトの仮想化にも着手した。災害時以外は利用しないため、信頼性や可用性を維持しつつ、安価に構築できることを条件に製品を検討。英StorMagic社の仮想ストレージソフトウェア「StorMagic SvSAN」の採用を決定した。 (2011/10/11)

基幹システム

中京銀行、基幹系システムを刷新

制度変更への柔軟な対応や大規模災害時の速やかなシステム復旧、運用コストの削減などが目的。日立製作所が提供する第二地銀向け共同アウトソーシングサービス「NEXTBASE」をベースとした新基幹システムを構築した。開発、運用を外部に委託することによって、情報システム部門の人的リソースを企業経営を支援する戦略的ITの構築に振り向ける。 (2011/10/11)

※当初、「NEXTBASE」サービスの提供元の記載に誤りがありました。本文は修正済みです。(2011/12/12)

関連記事

ニュースフラッシュ ユーザー事例編(2011年12月号) 1カ月間に発表された主要なユーザー事例を紹介する、ニュースフラッシュ ユーザー事例編。製造業や金融業、その他のユーザー企業の情報システム導入・構築事例から、12個の事例を取り上げた。

PAGE TOP