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[新製品・サービス]

TIS、金融業界に向けたAWS移行テンプレートを販売

2018年2月19日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

TISは2018年2月19日、金融業界におけるAmazon Web Services(AWS)の活用と大規模展開を支援するシステム設定テンプレート「金融業界向けAWS運用テンプレート」を発表、同日提供を開始した。業界標準ガイドラインに準拠したシステムを構築するためのテンプレートと、AWSに移行したシステムの運用機能を構築するためのテンプレートを提供する。価格は個別見積もりで、販売目標は2020年までに30社30億円。

 金融業界向けAWS運用テンプレートは、TISがこれまで手がけてきた100件以上のAWS導入実績で培ったノウハウをもとに作成した、AWS環境を構築するためのシステム設定テンプレートである。金融業界に特有のFISC(金融機関向けITシステムの安全対策基準)対応やPCI DSS対応などを図れる。移行前のシステム品質を保ちながらAWSに移行できる、としている。

図1●金融業界向けAWS運用テンプレートは、ガイドラインに準拠したシステムを構築するためのテンプレートと、AWSに移行したシステムの運用管理基盤を構築するためのテンプレートで構成する(出所:TIS)図1●金融業界向けAWS運用テンプレートは、ガイドラインに準拠したシステムを構築するためのテンプレートと、AWSに移行したシステムの運用管理基盤を構築するためのテンプレートで構成する(出所:TIS)
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 2つのシステム設定テンプレートを提供する。1つは、業界標準ガイドラインに準拠したシステムを構築するためのシステム設定テンプレート「クラウド利用ガイドライン」である。もう1つは、AWS上に移行したシステムを対象とする運用管理基盤を構築するためのシステム設定テンプレート「統合運用管理基盤」である。

 クラウド利用ガイドラインでは、金融業界に求められる、クラウドを利用する上での運用ガイドラインやセキュリティガイドラインなどに沿ったシステムをAWS上に構築するためのシステム設定テンプレートを提供する。FISC対応テンプレートや、PCI DSSなどのセキュリティ基準に準拠したテンプレートを用意した。この上で、個社ごとのポリシーとのフィット&ギャップを実施する。

 統合運用管理基盤では、金融業界でのクラウド運用に必要となる機能をテンプレート化した。同テンプレートを使うことによって、AWSに移行したシステムを運用管理するための基盤を素早く構築できる。「基本サービス」では、サービスデスク、障害監視、ログ管理、踏み台/アクセス監査、―のための運用管理基盤を構築できる。「オプションサービス」では、セキュリティ対策、AWS CLI実行、パッチ配布、Proxyサーバー、―のための運用管理基盤を構築できる。

統合運用管理基盤のサービスメニュー一覧
基本サービス
サービスデスク
  • サービスデスク提供
障害監視
  • 死活監視、リソース監視、プロセス監視、ログ監視
  • AWSサービスのイベント監視
  • 検知した各種障害の通知/一時対応
ログ管理
  • 各種システムログの収集、保存
踏み台/アクセス監査
  • 踏み台サーバの提供、アクセスログ保存
オプションサービス
セキュリティ対策
  • ウィルス対策、侵入検知
AWS CLI実行
  • EC2インスタンスの定期的な起動停止
  • EBSスナップショット取得
  • Trusted Advisor情報の定期取得
パッチ配布
  • パッチ配布サーバ提供、更新ファイル配布
Proxyサーバ
  • インターネットアクセス用Proxyサーバ提供
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