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NTTデータ、QRコードで銀行口座間で送金する仕組みを2018年内に提供

2018年9月26日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTデータは、QRコードを使って銀行口座に送金できる仕組みを2018年内に提供する。同社が18金融機関に提供中の金融機関アプリ「My Pallete」のオプション機能として提供する。振込先の口座番号の確認や画面への手入力が不要になる。

 NTTデータの金融機関アプリ「My Pallete」を強化し、QRコードを読み取るだけで銀行口座に送金できるようにする。QRコードは、受取人がMy Palleteで作成する。支払人は、My PalleteをインストールしたスマートフォンでQRコードを読み取る。これにより、振込先口座や振込金額を入力することなく送金できる。

画面1:受取人がQRコードを生成して表示した画面(出典:NTTデータ)画面1:受取人がQRコードを生成して表示した画面(出典:NTTデータ)
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 QRコード以外にも、支払い情報をURLの形で生成してメッセンジャーアプリなどで伝える、というやり方もできる。遠隔地にいる人同士でメッセンジャーを使ってコミュニケーションをとっている最中など、QRコードを見せてカメラで読み取るのが難しいケースに適する。

 QRコードによる送金機能の前提として、更新系APIを、NTTデータが運営する金融機関向けの基幹システム基盤「OpenCanvas」に追加する。これと同時に、My PalleteからOpenCanvasの更新系APIを利用できるようにする。更新系APIの利用開始と同時にQRコード機能が使えるようになる。

図1:QRコードを使って銀行口座に送金できる仕組みを2018年内に提供する(出典:NTTデータ)図1:QRコードを使って銀行口座に送金できる仕組みを2018年内に提供する(出典:NTTデータ)
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 OpenCanvasでは従来、残高照会などの参照系APIしか使えなかった。今回新たに、送金などの資金移動が可能な更新系APIを使えるようにする。OpenCanvasは、API基盤の提供ベンダー名を公表している銀行のうち約7割(2018年7月13日時点)の銀行が利用しているという。

 My Palleteを使った更新系API、つまりQRコードによる送金機能は、現在、岩手銀行など複数の金融機関が採用を検討している。今後さらに、OpenCanvasとMy Palleteを利用している金融機関を中心に展開していく。

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