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DAL、流通EDIソフト「ACMS Apex」で全銀EDIシステム(ZEDI)を利用可能に

2018年12月25日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

データ・アプリケーション(DAL)は2018年12月25日、EDI(電子データ交換)ソフト「ACMS Apex」の新版(バージョン1.3)を発表した。2018年12月28日から販売する。新版では、2018年12月25日に稼働を開始した「全銀EDIシステム」(ZEDI)に接続できるようにした。価格(税別)は、60万円から。

 ACMSは、流通業の受発注データを業界標準プロトコルでやり取りするためのEDIソフトである。全銀協手順などのレガシー手順のほか、ebXML MS 2.0、EDIINT AS2、JX手順、SFTPなどのEDIプロトコルを利用できる。ACMS ApexはACMSの最上位版にあたり、社内システム連携(EAI)機能などを備える。

図1:XML形式の電文を使えば、取引を特定するために必要な情報を、振込データに盛り込むことが可能(出典:データ・アプリケーション)図1:XML形式の電文を使えば、取引を特定するために必要な情報を、振込データに盛り込むことが可能(出典:データ・アプリケーション)
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 DALは2018年に入ってから、ACMSの標準版「ACMS B2B」と、EDIクライアントソフト「ACMS Lite Neo」に、企業間の送金を電子化する金融EDIの機能を実装した(関連記事:DAL、EDIソフト「ACMS」が金融EDIに対応、XMLで企業間の送金を可能に)。具体的には、全銀EDIシステム(ZEDI)に接続し、企業間の送金処理などをXML電文で行えるようにした。ACMS B2Bは2018年8月から、ACMS Lite Neoは2018年7月から全銀EDIシステム(ZEDI)に接続できる。

 今回、ACMSの最上位エディションに当たるACMS Apexにおいても、全銀EDIシステムを使えるようにした。ACMS B2Bなどと同様に、流通EDIの機能に加えて、全銀EDIシステムを利用するために必要になる機能を搭載した。具体的には、XML電文の作成・変換機能、通信プロトコルのJX手順、企業認証用のクライアント証明書の取得・更新機能、を搭載した。

 なお、全銀EDIシステム(ZEDI)は、企業間の送金をXML文書で行う規格である(図1)。背景には、振込入金通知には「いつ、どの企業から、いくら振り込まれたか」しか書かれていないため、どの注文分が含まれているかは、別途確認しなければ分からない、という状況がある。この課題を解決する仕組みとして振込データに取引明細情報を20桁の番号で付加する仕組みがあったが、20桁では取引を特定するために必要な情報を盛り込むことが難しく、この仕組みは機能していなかった。

 ACMS Apexの新版ではさらに、基幹システムなどとデータ連携するための機能として、IBM MQアダプタも搭載した。IBM MQアプリケーションとの間で非同期でメッセージをやり取りできる。

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