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KDDIエンジニアリングが基幹業務システムを刷新、Dynamics 365などを採用

2019年2月12日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

KDDIグループの情報通信インフラの建設などを担っているKDDIエンジニアリングは、基幹業務システム(財務会計、ワークフロー、勤務工数、人事・給与など)のモダナイゼーション(現代化)を行い、2018年4月に稼働させた。これにより、経営情報をタイムリーに可視化できるようになった。システム構築を担当した日立ソリューションズが2019年2月12日に発表した。

 KDDIエンジニアリングは、SIベンダーの日立ソリューションズとともに、複数の基幹システムのモダナイゼーション(現代化)と、業務の標準化を行った。日立ソリューションズは、クラウド型のERP(統合基幹業務システム)ソフトであるMicrosoft Dynamics 365や、自社の人事ソフト「リシテア」などを活用してユーザー企業のシステムを近代化するサービスを提供している(図1)。

図1:日立ソリューションズが提供するIT資産のモダナイゼーション事業の概要(出典:日立ソリューションズ)図1:日立ソリューションズが提供するIT資産のモダナイゼーション事業の概要(出典:日立ソリューションズ)
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 モダナイゼーションの効果として、受注から納品、工数、外注、納品、検収まで一気通貫のサプライチェーンを実現した。これにより、各工程間における手作業のオペレーションが不要になった。また、部門別、事業別で経営情報を収集することで、リアルタイムで各種の分析が可能になった。

 また、基幹システムは、KDDIのパブリッククラウドサービスであるKDDIクラウドプラットフォームサービスの上に構築した。クラウドの利用によって、工期を短縮できたほか、コストを削減できた。今後のスケールアップやスケールアウト、BCP(事業継続計画)対策や性能問題に対しても迅速に対応できるようになった。

 基幹システムのモダナイゼーションに取り組んだ背景には、データ構造の複雑化・肥大化などにより、経営情報をタイムリーに把握できていなかったという状況がある。複数のシステムへの2重入力が必要になるなど、業務が個別最適化され、煩雑化していた。また、多くの基幹システムは老朽化が進んでおり、同時期に刷新する必要に迫られていた。

 KDDIエンジニアリングは、2005年の会社設立以来、事業拡大と共に、社員数が約600人から3500人へと6倍に増加した。こうした中で、スクラッチで開発した基幹システムの機能追加を、繰り返し実施してきた。こうした経緯で、データ構造が複雑化・肥大化していた。

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KDDIエンジニアリング / モダナイゼーション / 基幹システム / Dynamics 365 / 日立ソリューションズ

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